NME Japan
Photo: PRESS 先日、『パート1』が今年のマーキュリー・プライズにノミネートされたが、フォールズが今年リリースする『エヴリシング・ノット・セイヴド・ウィル・ビィ・ロスト』という2部作は2019年のUKロックを代表する作品として語られていくことは間違いないだろう。『パート2』がつい先日、10月18日にリリースされることも発表されたが、「守られないものはすべて失われる」という意のアルバム・タイトルは2019年という時代の核心に突き刺さるものとなっている。政治も、経済も、環境も、ヒューマニティも、途轍もないスピードで拙速な変化が行われ、一方で未来は先すぼみなものに見えていく。驚異的なライヴ・バンドとして知られ、サマーソニック2019での来日も決定している彼らだが、その前にこの2部作が見据えているものは何なのかを明らかにすべく、NME Japanで行った超ロング・インタヴューを掲載する。 ――『エヴリシング・ノット・セイヴド・ウィル・ビィ・ロスト』という作品はテクノロジーの面でも、政治の面でも、環境の面でも、ヒューマニティの面でも、崩壊と混乱がテーマになっているように思います。インス…
続きを読む>>フォールズ、サマソニでの来日を前に今年を代表する傑作2部作について語る