人気ラッパーと音楽プロデューサーが即席タッグを組んで「スマッシュヒットを飛ばせる」オリジナル楽曲を製作する番組「SMASH HIT」。前回までは昨年放送された
【DJ PMX × KEN THE390】vs【AK-69 × MC TYSON】【漢a.k.a.GAMI × MINMI】vs【DJ IZOH × SWAY】の2カードを振り返る内容だったが、ついに新章バトルがスタート!
気になる新たな対戦カードは、
【高木完 × 孫GONG】VS【ACE1 × CzTIGER】
に決定した。
今回プロデューサーとして登場するのは、ジャパニーズヒップホップのパイオニアのひとりとして知られる「高木完」。そしてEDM界に君臨する巨大レーベル「SPINNIN’Records」のデモ音源コンテスト「TalentPool」にて世界1位の快挙を成し遂げた「ACE1」という新旧の大物2人だ。
ラッパーは、京都を中心に活動する注目株「孫GONG」と、海外音楽サイト「WorldStarHipHop」にて音源を発表して注目を集めた「Cz TIGER」が参戦する。日本語ラップ界最古参のレジェンドと男臭い硬派なストリートラッパー、そして共にインターナショナルな活動で知られるEDM DJと最先端ラッパー。前シーズンに勝るとも劣らない意外な組み合わせに驚いた方も多いはずだ。
レジェンドらしい余裕な態度で「(最近のヒップホップに対して) 『俺だったらこうするな』と思うことがあった。今回はそこを実行していきたい」と抱負を語る高木だったが、パートナーである孫GONGは初回ミーティングから、なんと1時間の遅刻をメイク。しかし高木はそんな孫をすっかり気に入ってしまった様子で「ファンキーで心を打つ、この時代のブルースを作りたい」とにこやかに語った。
スタジオに入った後も、製作は実にスムーズ。高木はキーボードやギターをつま弾きながら、あっという間にトラックを作り上げていく。そのファンキーかつスモーキーなサウンドにハマった孫が、即座にフリースタイルを始めると、クールな高木も思わず踊り出す。いつになく興奮気味に「番組関係なしに一般受けする曲が出来そう」と語るレジェンドの姿が印象に残った。
対するACE1は「ラッパーとのコラボレーションの中で化学反応を起こしたい」と抱負を語り、早速パートナーであるCz TIGERとトラックの方向性についての打ち合わせをスタート。Hip HopとEDMを融合した新しいジャンルを作るとの方向性が定まった。
一週間後、5曲を用意してミーティングに臨むACE1だったが、Cz Tigerが選んだのは、いわゆる「HipHopに寄せて作ったトラック」で、EDMの要素はかなり薄め。一度は納得したACE1だったが、後日「この曲では『新しいジャンル』とは言えない」と考え直し、製作は振り出しに戻ってしまった。
次回はラッパー2人の衝撃の過去が明らかになるとのこと! 放送は4/11(水)深夜0時スタート予定? お楽しみに!
Source: Abema HIPHOP TIMES