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カセットテープの生みの親として知られるルー・オッテンスが逝去。享年94歳

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NME Japan

Photo: Wikimedia Commons カセットテープの発明者として知られるオランダのエンジニアであるルー・オッテンスが亡くなった。享年94歳だった。 ルー・オッテンスは1952年から電気機器メーカーのフィリップスに務め始め、1960年には製品開発のトップに就任している。そこで彼はチームと共に世界初のポータブル・テープ・レコーダーを開発している。 1963年に見本市のベルリン・ラジオ・ショウで初のカセットテープを紹介しており、それまで使われていた面倒なリール・トゥ・リール・システムに取って代わることとなっている。翌年、「コンパクト・カセット」という名称が商標登録されている。 ソニーと契約を結んだことでルー・オッテンスのデザインは競合を退け、世界中で使われるスタンダードなカセット規格となった。これまで1000億本以上が売れたと見られている。 その後のキャリアではフィリップス・オーディオの技術部門の取締役となり、ルー・オッテンスは1979年にフィリップスとソニーによるコンパクト・ディスクの共同開発で重要な役割を果たしている。CDは1982年に世に出て以降、2000億枚以上が売れて…
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