客演集MIX CD「ON THE WAY」が1月24日(水)発売された漢a.k.aGAMI。1月16日に配信されたFRESH!「漢たちとお散歩」で、自身が主催するフリースタイルMCバトル「KING OF KINGS」が日本最高のMCバトルだと自負する理由を明かした。
1月14日に開催された「KING OF KINGS FINAL」ではGADOROが優勝したが、その決勝戦の判定については多くの議論が巻き起こった。だが漢は「決勝でMOL53が負けたことが議論になっているようだけど、それは全然ウェルカムだよ。でもね、審査員のERONEとFORKはGADOROではなく、ずっとMOL53に入れてるんだよね。そういう意味でもKOKはすごくバランスが取れてると思う」「ラップには最新の言い回しやフロウが常にあって、そこに一番敏感なのはやっぱり現場でやってるラッパーなんだよ。だから審査員にラッパーを入れてる。現場を知ってる人が評価しないと、優勝者が『なんであいつが勝ったんだ』って言われるから」と話した。
さらに優勝したGADOROについて「以前あいつとバトルした時、本当にひねくれた奴だと思ったの。裏表あるっていうか。去年優勝したあとのコメント録りも『俺はラップのほうがうまく話せる』とか言ってフリースタイルをしてたんだよ。でも今年は『負けると思っててコメントも用意してた』って言うんだ。それを聞いて、俺はあいつが去年KOKに優勝したことで成長しんだなってびっくりしたんだ。ラッパーとして喋る時は喋らなきゃいけないとか、そういう責任感を感じられるようになってたんだよね。出演者たちには、KOKは賞金よりもラッパーとしての見られ方が変わるのが大きいと言われる。それがうれしい」という漢は、さらに「ラッパーなんてどんなに字数を並べても結局はラッパーとしての自覚がないと意味がない。GADOROにはその自覚ができてきたんだと思う」と語った。
ラッパーとしてのプロップスが高まるのが「KING OF KINGS」王者の称号。それこそ漢が日本最高のMCバトルだと自負する理由なのだ。
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Source: Abema HIPHOP TIMES