NME Japan
Photo: GETTY ボブ・ディランは貴重なインタヴューで新作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』について語り、死や新型コロナウイルスのパンデミックについて自身の考えを語っている。 『ニューヨーク・タイムズ』紙でボブ・ディランは新型コロナウイルスのパンデミックを聖書的なものとして捉えているかと訊かれて、次のように答えている。「僕は他に来るものの前兆だと思っている。確かに蔓延したし、広く感染した。でも、聖書的かな? 人々にとって過った行いを悔やむ警告のようなものと言いたいのかな? 世界に天罰のようなものが下ることを暗示しているとかね」 彼は次のように続けている。「ひどい傲慢さは破滅的な罰を受けることになる。もしかしたら、僕らは明日なき世界に生きているのかもしれない。このウイルスに対する考え方は無数にある。なるようにさせるしかないと僕は思うけどね」 ボブ・ディランは79歳という年齢で死について考えるかどうかを訊かれて、考えるけれども「自分事」としてではないと語っている。 「人類の死については考えているよ」とボブ・ディランは語っている。「霊長類の長い奇妙な旅路についてね。軽く考えているわけじゃな…
続きを読む>>ボブ・ディラン、新型コロナウイルスのパンデミックに対する自身の見解を語る