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NMEが選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤー2019

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NME Japan

遅くなってしまいましたが、NMEが選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤー2019の邦訳版をお送りします。昨年を彩った50枚を振り返ってみてください。 50位 ザ・ジャパニーズ・ハウス『グッド・アット・フォーリング』(Dirty Hit) 一言で言い表せば:失恋とそれに伴う崩壊が儚いポップを通して描かれる。 アンバー・べインがスポットライトの当たる場所へと足を踏み入れていく過程を見るのはまさに啓示のようなものだった。失恋についての作品と謳われる彼女のデビュー作だが、元交際相手であるマリカ・ハックマンと共演した“Lilo”のミュージック・ビデオや、セックスをしなくなったことについて歌ったバンガーである“We Talk All The Time”を筆頭に、ある意味ではそれは正しいと言えるだろう。しかし、このアルバムの本質と言える部分は、彼女がバラバラになった破片をかき集め、自分自身を取り戻そうとしているところにある。「何か別の物を探してる」と彼女は“Maybe You’re The Reason”で歌う。「自分を見つけたの。私は違う人間だった」 鍵となる楽曲: “Maybe You’re The R…
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