和モノ・ライトメロウ/AORの金字塔『GOOD TIMES』で1981年にデビューした西松一博。
その後西松はパラシュートの今剛(G)、林立夫(Ds)、T-SQUAREの難波正司(Key)らと共にエスノ/アンビエント~ニューエイジ・バンドAragonを結成し、エスノ/アンビエント~ニューエイジサウンドとして絶賛されているアルバムは、昨年リイシューされているが、同時期に録音されたソロ2作目となる本作『貿易風物語』が、この度アナログリイシューされることになった。
共同アレンジに難波正司を迎え制作されたコンセプト・アルバムの同作は、スペイシーなエレクトロ・ストリングスで幕が開け、無機質なマシーンビートにエキゾチックなシンセ、スウィートなヴォーカルが絡むオープニング・ナンバー”プロローグ / A Night Of Blue Roses”で幕をあけ、山下達郎が自身のラジオ番組『サウンドストリート』で絶賛した、浮遊感あふれるミッドナンバー”三文文士の恋・ベニーア ライナー”に続いていく。
他にも土着的なパーカッションのリズムで幕が開けるチャイニーズ・ポップス風エスノ・チューン”貿易風物語”など、トロピカルでバレアリックな無国籍ポップスが満載となっている。
LPは来年2月にリリースされる。現在JET SETで予約が受付中だ。
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Source: FNMNL フェノメナル