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全米1位を獲得したPost Maloneの “Rockstar” の裏に隠された巧妙すぎるマーケィング手法

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今週、ビルボードのシングルチャートでPost Malone(ポスト・マローン)と21 Savage(21サベージ)の “Rockstar” が1位に輝きました。

9月にリリースされた後ぐんぐんとチャートの順位を上げていき当然のごとく1位を獲得。最近のBPM遅めのトラップとは違く、メロウで1度聴くと耳から離れないフロウが完全にハマった感があり、ヒットして当然だなという感じ。

しかし、それだけではなく、そのヒットの裏に実は今の時代に即した巧妙なマーケティングがあったと米メディアFADERが伝えいてます

その巧妙すぎるマーケティングの手法はYouTubeで公開されたビデオに隠されていると言います。まずはそのビデオを以下でチェック。

このビデオ、3分38秒もの間ずっとPost Maloneのコーラス部分のみがループされているんです。フィーチャリングとして参加しているはずの21 Savageのバースも一切入らずに永遠とコーラス部分のみのループ。

そして、YouTube上の詳細欄にFULL SONG HEREとの文言のあとにSpotifyやApple Musicなど各種ストリーミングサービスに飛べるリンクを貼っているんです。完成度の高いビートに耳に残るコーラス、ゲストの21 Savageのバースも聴きたいというユーザー心理を見事についた戦略です。

このビデオはリリース元のレーベル、Republic Recordsから公開されており、記事執筆時点で4300万回以上再生され、公開から1日あたり100万回再生されているこのになります。

これが何を表すかというと、現代のチャートは各種ストリーミングサービスの再生回数も反映されていることから、このビデオを観て気になったユーザーがリンク先でフルバージョンでの再生という動線を辿れば自ずと再生回数が倍になるということ。

音楽の聴く手法が変われば仕掛ける側の手法も変化していくということでしょうか。これからも更に面白いマーケティング手法が出てくるかもしれません。

FULL SONG HERE

Source: BOSS侍

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