Kendrick Lamarがi-D Magazineのロングインタビューにて自分が書いたリリックの中でベストなリリックはアルバム『DAMN.』の12曲目に収録されている”Fear”だと明かした。
“Fear”はKendrick Lamarが7歳、17歳、27歳の時にそれぞれ感じた恐怖を歌詞にしていて、嘘や偽りは全くなく正直に書いたと話している。最初のバースは7歳の時に感じた厳しい母への恐怖、次のバースは17歳の時に感じた死への恐怖と彼の周りにはびこっていたギャング達への恐怖、3つ目と最後のバースは今まで築き上げてきたものが崩れ去ることへの恐怖をリリックにしている。
またインタビューの中でコンプトンで育ったことに対し
「みんなにゴミだと言われるような環境で、ひどいバースを書きひどいリリックを書いたもんだ。そのおかげで批判にも耐えれる精神を育てられた。」
さらに自身のHIPHOP観については
「HIPHOPには2つの役割があると思っている。一つはコンタクトスポーツとしてのHIPHOP、もう一つがソングライティングとしてのだ。NasとJay-Zのバトルを見て育った俺にとってはまさにスポーツなんだ。」
自分自身の役割についても
「俺は一人の人間だ。家族もいるし、個人的な悩みだってある。でも世界中にあらゆる事を授けることが俺の責任なんだ。仕事でもエンターテイメントでもなくね。」
Kendrick Lamarのパーソナルな部分から政治に関するまで幅広いインタビュー記事となっている。
i-DのインスタグラムではKendrick Lamarのフォトが公開されている。
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Source: FNMNL フェノメナル