NME Japan
Photo: GETTY EU離脱の交渉にあたったバロン・フロストは政府の委員会における答弁でアーティストのヨーロッパ・ツアーをめぐってエルトン・ジョンの主張に反論している。 ヨーロッパにおけるミュージシャンとクルーのビザなしの渡航と労働許可を求める交渉が失敗に終わったことで、エルトン・ジョンは今後のツアーを危機にさらしているとして頻繁に政府を批判してきた。先日もエルトン・ジョンは政府を若いアーティストをいじめる「俗物主義者」だと批判している。 エルトン・ジョンは過去にバロン・フロストと面会して「悲劇的結末」が迫っているとして「失われた」世代を生み出す可能性があると伝えていたが、今回、バロン・フロストはエルトン・ジョンの意見に反論している。 ツアーを巡る状況が40年前とは違うこと、これまでアーティストが謳歌してきたツアーの自由が奪われる事実を完全に無視して、バロン・フロストは委員会で次のように述べている。「指摘しないでいられないのはエルトン・ジョンが最初のヒットを飛ばしたのはUKが欧州連合のメンバーになる前ということです。欧州連合に単一ルールが適用されてからよりも、その影響を受けていた…
続きを読む>>エルトン・ジョン、UKアーティストのツアーの自由について批判したことに政府側が反論