NME Japan
Photo: GETTY グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーの前会長であるデボラ・デューガンはレコーディング・アカデミーに対して2019年に会長に就任した際に署名した仲裁条項の取り消しを求めている。 現在は職務停止となっているデボラ・デューガンはレコーディング・アカデミーと仲裁条項を結んだ際、両者の間で起きたいかなる問題にも秘密裏に非公開で対処していくことで合意していたと説明している。 しかしながら、デボラ・デューガンは今回、自身の職務停止をめぐる一連の問題を透明化すべきだとして、関連する法的文書をすべて公開してくれるようレコーディング・アカデミーに求めている。 「アカデミーが意図的にこの論争を衆目に晒していることもあり、私はみなさんに対して世間や音楽業界にこの問題に関する一連の法的文書を公開することを求めます」とデボラ・デューガンは新たな文書で述べている。 「私には何も隠すものがありません。世間や音楽業界には、閉ざされた扉の向こうでアカデミーに起きていることを知る権限があります」 デボラ・デューガンは先日、不正疑惑が持ち上がっているとして第62回グラミー賞授賞式を10日前…
続きを読む>>グラミー賞の前会長、自身の職務停止をめぐる一連の法的文書を公開するようグラミーに求める