NYタイムズ紙が、今年の春にビルボードトップ100にランクインしており、最もYoutubeでミュージックビデオが見られているアーティスト50組を算出し、そのアーティストたちがどの州で人気があるのかの調査結果を発表した。
Future
この期間で最も人気があったアーティストのFutureはやはり地元アトランタのあるジョージア州など南部で色が濃くなっている。これはその地域で、人気があるということで、逆に西部や北部では色が薄くなっており、ほとんど聴かれていないことがわかる。
Rihanna
2位となったのはRihannaで、Futureほどは極端な色分けにはなっていないが、東海岸、西海岸と南部で色が濃くなっており、やはり北西部などではほとんど聴かれていないことがわかる。
Katy Perry
Tayloe Swift
FutureやRihannaと対照的な結果になったのがKaty PerryやTaylor Swiftなどのポップシンガー。南部などでは色が薄く、FutureやRihannaが弱かった地域が色濃くなっている。
Sia
Calvin Harris
Adele
Ed Sheeran
バランスよく聴かれていたのがSia、Calvin Harris、Adele、Ed Sheeranなどイギリスやオーストラリア出身のアーティストたち。アメリカ出身じゃないだけに、地域に偏りがなくバランスよく聴かれているという推論が成り立ちそうだ。
他にランクインしている主要なヒップホップアーティストを見比べると、Kendrick LamarやJ.Cole、Drakeなどのようにバランスの良いタイプと、Gucci ManeやDJ Khaled、Migosのように主に支持が南部に集中しているタイプがいるのがわかる。
人種別の支持層や、ファッション層へのリーチなど様々な要因で、このようにタイプがくっきりと分かれるのはとても興味深い。
Source: FNMNL フェノメナル