NME Japan

Photo: Mikai Karl ベックは9月18日にリリースされる通算15作目となるニュー・アルバム『ライド・ロンサム』の日本盤CDにASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文によるライナーノーツが封入されるが、その冒頭部分の抜粋が公開されている。 後藤正文は、かねてより自身が大きな影響を受けたアーティストの一人として、ベックの名を挙げており、また昨年には自身がボーカル&ギターを務めるASIAN KUNG-FU GENERATION主催のロックフェスティバル『NANO-MUGEN FES.2025』にベックを招聘している。 今回公開された冒頭部分は以下の通り。 1994年の俺は高校生で、野球に打ち込んで広がる将来の可能性の狭さに薄々勘付きながらも、知らぬふりをして白球を追いかけていた。地球温暖化などという言葉が世に流通する以前だったが、それでも夏のグラウンドはクソ暑く、ほとんど傍観者みたいな精神で最後の大会は終了して、涙ひとつ流さずに学業という荒野に放り出された。通知表は真っ赤で、延焼中の焼け野原のようだった。 暗澹たる青春がきっちりと焼け落ちたことは、いくつかの大…
続きを読む>>ベック、新作『ライド・ロンサム』の後藤正文によるライナーノーツより冒頭部分の抜粋が公開