NME Japan

これからスクロールしていくランキングには多くの全体を貫くテーマがある。華々しいカムバック、耳目を惹くデビュー、スリルを求めた転向、悲しみと痛みを綴った心動かされるドキュメント。しかし、年末のランキング作りに何週間も取り組んだ末に残っているのは驚きの要素だった。長年のお気に入りのアーティストがキャリアを重ねた今でも不意を突く力を持っているということ、あるいは今まで聴いたことのないアーティストのアルバムに一瞬で恋に落ちる可能性、音楽を愛する理由とはまさにこういうものではなかったか? NMEが選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤー2025から新しく面白いものを見つけてもらえればと思う。 50位 ヴァイアグラ・ボーイズ『ヴァイアグラ・ボーイズ』 Photo: Shrimptech Enterprises 湿地遺体、歯に問題を抱えた喋る犬、病を癒やすシャーマン、メタンフェタミンを吸う悪党:ヴァイアグラ・ボーイズの通算4作目のアルバムは悪夢のようなキャストが揃っているかもしれないが、あらゆる穴からエクレクティックでエキサイティングなアート・パンクのフックが溢れ出ている。フリーキーでありながらレベルアップで…
続きを読む>>NMEが選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤー2025