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Photo: Lola Mansell ポップミュージックの世界において新しい風とはどこからとなく吹き始める。そんなことをあらためて思い出させてくれるアーティストがオリヴィア・ディーンだ。 ブリット・スクールを卒業して、ルディメンタルのバッキング・ヴォーカルから始まったそのキャリアは最初から順風満帆というわけではなかった。ソロ活動に移行して、自主でデビュー・シングル“Reason to Stay”をリリースし、ヴァージンEMIレコードとの契約を獲得したのは2019年だったが、その時点では数多いる無名の女性シンガーソングライターの一人でしかなかった。最初のEPのミュージック・ビデオはイースト・ロンドンにある廃墟となっていたパブを使う形で撮影されていた。 そうした潮目が少しずつ変わり始めたのはセカンドEP『ホワット・アム・アイ・ゴナ・ドゥ・オン・サンデーズ?』に収録されることになるシングル“The Hardest Part”を2020年8月にリリースした頃からだろうか。破局というテーマを扱いながらも、自分は止まることなく成長していて、過去の自分はもういないとポジティヴに宣言してみせるこの曲…
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