NME Japan

Photo: Shervin Lainez デヴィッド・バーンが2018年に発表された『アメリカン・ユートピア』以来、7年ぶりとなるニュー・アルバム『フー・イズ・ザ・スカイ?』を9月5日にリリースした。ちなみにNME Japanではこれまでワーナー・ミュージック時代を踏襲して、デイヴィッド・バーンと表記していたが、新しいレーベルに変わって、デヴィッド・バーンという表記が採用されている。ここではそれに準じることにする。 しかし、アルバムとしては7年ぶりということだが、デヴィッド・バーンが不在だった印象はまったくない。前作『アメリカン・ユートピア』はそのコンセプトが発展して、2019年にはミュージカル化されて、新型コロナウイルスを挟みながら、長期にわたってブロードウェイで上演されることとなり、2020年にはコンサートを収録したドキュメンタリー・フィルムがスパイク・リー監督の手によって公開されることになった。なお、UKの『NME』は『アメリカン・ユートピア』のツアーを「史上最高のライヴ・ショウ」と評して、それがそのままタイトルに付けられたライヴ・アルバムもリリースされている。 トーキング・ヘ…
続きを読む>>デヴィッド・バーン、7年ぶりとなる新作『フー・イズ・ザ・スカイ?』に寄せて