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Photo: GETTY ダリル・ホール&ジョン・オーツのダリル・ホールは「ヨット・ロック」というジャンルに対して自身の見解を語っている。 ポッドキャスト『ブロークン・レコード』でジャスティン・リッチモンドのインタヴューを受けたダリル・ホールは1970年代後半から1980年代前半にかけてのイージーリスニング・ロックに適用される「ヨット・ロック」というジャンルについて否定的な見解を口にしている。 「あれが理解できないんだよね。まず、ヨット・ロックというのはカリフォルニアのくだらない二人による冗談だったんだ。それが突然ジャンルになったんだ。理解できないし、理解できたこともない。ただのR&Bなんだよ。ちょっとジャズも入っているかもしれない。メロウなR&B、スムースなR&Bだよね。何がヨットなのか、分からないんだ」 ダリル・ホールはダリル・ホール&ジョン・オーツの音楽が「ヨット・ロック」に分類されるのは自分たちがロック・ミュージックの慣習に制約されたくなかったためだろうと続けている。 「ジャンル分けできなかったから、みんなに誤解されたんだ。常にソフト・ロックとか、…
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