NME Japan
Photo: GETTY ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』のジャケットを巡る児童ポルノ流布の裁判がアメリカの控訴裁判所で再び争われることが明らかになっている。 生後4ヶ月の時にニルヴァーナの『ネヴァーマインド』のジャケット写真を撮影されたスペンサー・エルデンはそのことで「今も続いている精神面・感情面での多大な被害」を受けたとして金銭的な損害賠償を求めていた。 この裁判は昨年9月の時点で搾取されたと主張するには時間が経ちすぎているとして「未成年の時に起きた違反や主張の根拠となる状況を知っていたにもかかわらず、10年以内に訴訟を起こさなかったという点で原告は失敗しています」と判事は棄却していた。 しかし、現地時間12月21日、第9巡回区連邦控訴裁判所は地方裁判所の判断を覆して、画像が新たに公開される度にスペンサー・エルデンの主張に対する時効はリセットされると判断している。 「児童ポルノの被害者はポルノが再公開されることによって新たな損害を被る可能性があります」と判事のサンドラ・シーガル・イクタは述べている。「この結論は児童ポルノを見られる度に被害者への虐待が繰り返されるという最高裁の見解…
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