NME Japan
Photo: GETTY ナイル・ロジャースは今のレコード・レーベルだったらストリーミングという熾烈なビジネスのためにデヴィッド・ボウイにチャンスを与えないだろうと語っている。 ナイル・ロジャースはアメリカ下院のカルチャー・メディア&スポーツ委員会で証言を行っている。カルチャー・メディア&スポーツ委員会は作曲家やソングライターの報酬について現状を調査しており、ストリーミングによって音楽業界の実態が変わった点についてナイル・ロジャースに話を聞いている。 ナイル・ロジャースはストリーミング自体に問題はなく、「素晴らしい」としたものの、「ストリーミングを取り巻く産業」については問題点を語っている。ナイル・ロジャースは「物事は大幅に変わってしまいました。それもよくない方向へです」と述べている。 「私は71歳で、人生において50年間この仕事をしてきました」とナイル・ロジャースは続けている。「50年も経てば、新しいテクノロジーの出現によって私のような人間もよりよい人生を送り、物事は簡単になって、みんなが利益を得るようになると思うでしょう。でも、そうではありません。何かが決定的に間違っているのです」…
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