すでに多くのみなさんもご存知のとおり、昨年11月、SONARを開発するCakewalk社の親会社である米Gibson BrandsがSONARの開発や製造・販売の打ち切りを発表し、Cakewalkは事実上解散状態になってしまいました。最終版のSONARは今でも使えるものの、未来を絶たれたSONARユーザーにとっては、行き場のない状況になっていました。親会社であるGibson自体の経営危機が報道されている状況を考えると、仕方ない選択だったのかもしれません。
そんな中、先週世界を駆け巡ったのが、シンガポールのBandLab Technologiesという会社がGibsonからCakewalkを買い取り、ソフトウェア資産やブランドなどの全権を掌握したというニュース。詳細が発表されていなかったので、事実関係がよく見えていなかったのですが、BandLab TechnologiesのCEO兼共同創設者であるメン・ルー・クック(Meng Ru Kuok)さんとコンタクトをとることができ、今後の展開について話を聞くことができたので、最新情報として紹介していくことにしましょう。
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Source: 藤本健の“DTMステーション