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理性を消し去り、暴れ狂え。ラヴェーゼには珍しい小粋な遊び心も飛びだした、凪斗-nagitoの生誕祭公演。

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 3月8日(月)、ラヴェーゼは巣鴨獅子王を舞台に、ギター凪斗-nagitoがこの世に生まれたことを祝おうと「凪斗-nagito-生誕記念単独公演」を行なった。この日は、生ライブ配信も実施。熱気と熱狂で包まれた当日の模様を、ここに紹介したい。  凪斗-nagitoの生誕祭は、紗弥-saya-の祈るような哀切な歌声から物語を記し始めた。音が轟くのを合図に、楽曲は「Unrelieved」へ。紗弥-saya-は熱情した歌声を響かせ、沸き立つ気持ちをぶつけていた。激しく揺れ動く紗弥-saya-の感情を、重厚な音が煽り続ける。凪斗-nagitoの泣いたギターの旋律も胸を揺さぶる。冒頭からラヴェーゼは、見ている人たちの気持ちを現実から一気にひっぺがした。 「堕ちていこう」。紗弥-saya-の言葉へ導かれるように、ラヴェーゼは、触れた人たちをふつふつと熱した奈落の地へ引き込むように「Lust」を演奏。目の前の観客たちの頭をガシガシに揺らしていたように、楽曲はここからさらに熱を上げだす。 ザクザクとした音が理性の留め金を外し、己の野生を剥きだせと誘いかける。紗弥-saya-の動きに合わせ、フロア中の人た…
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