NME Japan
Photo: GETTY 2020年の上半期にアメリカで34年ぶりにアナログ盤の売上がCDの売上を上回ったことが明らかになっている。 アメリカレコード協会の発表によれば、2020年上半期のアナログ盤の売上は2億2310万ドル(約246億円)で、CDの売上は1億2990万ドル(約138億円)だった。アナログ盤の売上がCDを上回るのは1986年以来となっている。 2020年上半期の全米の音楽ソフトの売上は570億ドル(約6兆円)で、前年比5.6%上昇している。このうちの85%はストリーミングによる収入で、有料ストリーミング・サービスのユーザーは前年比24%増加している。 今年の初めに2010年代に最も売り上げたアナログ盤の上位10枚のランキングが発表されており、そのほとんどを2010年代以前にリリースされた作品が占めている。 2010年代にリリースされたアルバムで上位10作品にランクインしているのはわずか2枚で、オリジナル・アルバムとしては28万3000枚を売り上げたラナ・デル・レイの2012年発表のアルバム『ボーン・トゥ・ダイ』が10位にランクインしているのみとなっている。 2010年代…
続きを読む>>アメリカで34年ぶりにアナログ盤の売上がCDの売上を上回ることに