先週末にバージニア州のシャーロッツビルであった白人至上主義者やネオナチが集ったデモは、アメリカ社会に大きな衝撃を与えている。トランプ大統領は、デモ側もだが、カウンター側にも問題があったと発言をするなど、大きな批判を受けている。
先日トランプ大統領が発令した入国禁止令の街頭国のアーティストをサポートするプロジェクト『I’m with the banned』をスタートした、Spotifyがまた新たな動きをみせた。
Spotifyは白人至上主義者のデモを受けてBillboardで声明を発表。それによれば、今後Spotifyは性差別や人種差別を煽動する「ヘイトバンド」に対して、反対の立場を取ることを明言。
すでに南部貧困法律センターがレイシストバンドだと認定している、白人至上主義者のバンドの音源を削除済みで、今後こうしたアーティストのカタログはSpotifyに入れないとしている。
Spotifyは声明で、「ヘイトを助長する、または人種、宗教、性別などに対する暴力を扇動する違法なコンテンツを私たちは容認しない、今後もそうしたバンドの音源があると通報があれば、すぐに削除する」と宣言した。
さらにSpotifyは『Patriotic Passion』と題したプレイリストも展開。社会的な不正義や実際のアメリカの価値観を支えるものを学べる」プレイリストだとしている。
フラットな音楽プラットフォームがこうした発表をするのは異例のことだ。
Source: FNMNL フェノメナル