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ISSUGI、ILL-SUGIとサンフランシスコのヒップホップを語る

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ISSUGIの番組「7INC TREE Tree & Chambr」に、ビートメイカー/ラッパー/DJとして活躍するILL-SUGIが登場した。


ILL-SUGIは神奈川・相模原出身で、COCKROACHEEE’zのメンバー。仙人掌の1stアルバム『Be In One’s Element』をNASTY ILL BROTHER SUGI名義でBUDAMUNKと丸ごとリミックスした『BE IN ONE’S ELEMENT THE REMIX』などを発表している。さらに2016年12月には以前番組にも登場したCRAMとビートアルバムを制作するなど、現在も精力的に活動している。

2人は以前、ILL-SUGIが店員をしていたショップの前で、ゆったりと対談を行う。ISSUGIが好きなラッパーをILL-SUGIに尋ねると、ILL-SUGIはサンフランシスコを拠点に活動する日系人のラッパー・Equiptoの名を挙げ、彼が所属するグループBored Stiffが2007年に発表したアルバム『From The Ground Up』の収録曲「Don’t Got Much」のミュージックビデオにくらったと話した。

このMVはBored Stiffが銀行強盗をして、その金を街のホームレスたちに配るというストーリー。そしてILL-SUGIは実際に現地に赴くと、駅前に注射器を腕に射したまま倒れているホームレスを目の当たりにして、そんな環境の中から生まれたヒップホップに衝撃を受けたと話した。

Equiptoはジャジーなビートでやったり、チカーノのギャングとつながりのあることでも有名なAndre Nickatinaとコラボしたりと幅広い音楽性を持ったアーティストで、普段はジャズを聴いたりしてるという。さまざまな音楽が交差するサンフランシスコ独自の文化に感銘を受けたと語った。

ISSUGIも、ロサンゼルスのアンダーグラウンドのシーンで活動していたBUDAMUNKがさまざまな未発表音源を聴かせてくれた時に、地元に根付いたヒップホップの生々しいかっこよさを感じたそうで、「ILL-SUGIの話を聞いてると、有名なやつらだけじゃなくて、その土地でただ活動してるやつらがいて、それがヒップホップなんだなっていうのがすげーわかる。俺もそういうが好きだな」と明かした。

ILL-SUGIは、そんな感覚をMONJUにも感じていたという。「BRON-Kの『大海へそそぐ feat. TKC』で初めて16FLIPの存在を意識したんですよ。あの曲はアルバムの中でも音の感じとか雰囲気が全然違ってて。それで気になって検索したら『INNER VISION』が出てきたんです。そこでMONJUを知って、当時お年玉で16FLIPのミックスCDを買いました(笑)」と明かし、ミックスに入っていた曲をラップし出す。ISSUGIは「それは16FLIPが最初に作ったミックスCDだ。そんな頃からILL-SUGIは知ってくれてたんだ。嬉しいな」と語った。

8月25日にはILL-SUGIが関わっているパーティ「SLOWLIGHTS」が東京・Heavy Sick Zeroで行われるので、今回の「7INC TREE Tree & Chambr」にフィールした人は足を運んでみてはいかがだろう。

Source: Abema HIPHOP TIMES

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