早いもので2017年も、もう12月。今年も音楽、ファッション、それぞれのシーンの内外で様々なトピックが生まれた1年だったのは間違いなし。そんな1年をFNMNLに振り返る企画『2017 Best Or Worst』。アーティストやデザイナー、ショップオーナーなど様々なジャンルで活躍する方々に、個人的なベスト、もしくはワースト、もしくはその両方をピックアップしてもらい激動の2017年を回顧する。
Tidal、RLP、RGL/Rigly Chang、Fujimoto Tetsuro、Submerseをコアメンバーとし、クルーでのイベント出演、来日アーティストのサポート、新しい才能のキュレーション等マイペースに活動中のアーティストコレクティブCosmopolyphonicによる2017年のベストとワーストは？
2017 Best by Submerse
ベストゲーム 『ニーア オートマタ』
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『ニーア』のクールな続編。サントラもヤバいくらいチルな、戦闘シーンも大満足なアクションRPG
ベスト映画 『Raw（原題：Grave）』
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フランスの獣医大が舞台のカニバリズム(人食い)ホラー映画。面白い。
ベスト音楽 Ivan Ave – 『Every Eye』
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ドープなプロデューサーばっかり参加している、めちゃくちゃいいバイブスの作品。
2017 Best by RGL
ベストアルバム Shigeto – 『The New Monday』
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PGSを立ち上げてのEP、そしてこのアルバム。来日が待たれます。
ベスト機材 Waldorf Micro Q
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このシンセを入手したお陰で新しいEPが出来ました。
ベストNetflix 『マスター・オブ・ゼロ』
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Glenn AstroもEditしていたPino D’Angioの”Okay Okay”が流れた瞬間にバンザイ。
来年に向けての告知
年始にイギリスのレーベル、BREAKER BREAKERからEPがリリースされます。是非チェックしてみて下さい。その他にも鋭意作成中。
2017 Best by RLP
ベストモーメント Skatebording
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再び滑り始めてここ一年半ぐらい。それぞれ考え方はあると思うんですけど、個人的にはスケボーって “一番楽しんでるやつが一番強い” みたいな世界だなって思っていて。んで一回その世界の外に出てそうじゃないところの空気をたんまり吸った後、また帰ってくると、あれ？実はこのムードが自然にある状態ってかなり特殊かつ尊いものなのでは？って思えてきて。それでここに居られて嬉しいとシンプルに思う感じ。音楽に関しても今まで以上に日本の、東京のシーンを客観的に見れるようになったかも。
ベストアルバム Sloan Evans – 『mia』
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リリースからそんなに経ってないけど大好きでずーっと聴いてます。R&B、ラップ、アフロビーツ、インディーロック、SADE？等、好きなものを片っ端から吸い込んで気怠げに吐き出したレイジーエクレクティックオルタナR&B？ラップ？よく分からないけどなんかそんな感じ。好きな曲は色々あるけど、アルバム全体で見たときのバランス感も好き。
2017 Best by Fujimoto Tetsuro
ベストアルバム BENEDEK – 『BENE’S WORLD』
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Leaving Recordsから今年の夏にリリースされたLAのプロデューサーBENEDEKのアルバム。そらアーバンなサマーチューンと言われましたでしょうが、ぼくはこたつにみかんでもいけると思っています。ライブ見たいです。
ベストメシ タコス専門店『メキシコ』のタコス
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沖縄在住DJのRieMellowjunk氏とBoot Bear氏に連れて行ってもらったくそうまいタコス屋。二日酔いであばら骨折しててもパクパクいけました。余計なもん無し、激シンプルなのになぜか忘れられないの。
2017 Best & Worst by Tidal
TIDAL事件
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JAY-ZのストリーミングサービスTIDALができたおかげで、Twitterで＠Tidal垢を保有していた僕は、Kanye WestやMigosなど様々な有名アーティストから間違えメンションが飛んできてあがりっぱなしだったのですが、ついにそれに終止符が打たれるような出来事が…と、まぁ詳しくはFNMMLさんが記事にまとめてくれたのでそちらをお読みいただけたら！
それはともかく、このままいっても特にオチもないままTIDALの下降っぷりと共に尻すぼみで終わってであろうそれにちゃんとオチがついたのもよかったし、何より、垢を凍結させるためにハッキングした方がマレーシア航空への脅迫メンションを送るという行為において、マレーシア航空というチョイスがまたツボるし、34トンの爆弾を用意するって文章もまたヤバかったです…諸々の真相はともかく、JAY-Zをこんなにもネタにできることになるなんて思ってもみなかったし、思うことは色々ありますが、個人的な見解として、総じてエンターテイメントな感じがしてとても楽しかったです！こんなお祭り感久しぶりだったなと！
それと改めてではありますが、このTIDAL事件について色々と手助けしてくれた方々にこの場を通してではありますが感謝を申し上げさせて頂きたいと思います！ありがとうございました！
ベスト of デカイ風呂 遊亀温泉
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温泉ドライブと称して、お気に入りの音楽をかけながらドライブして、銭湯、スーパー銭湯、温泉など浴槽の広いお風呂に入りに行くのが、僕の個人的な趣味というかライフワークみたいなものなのですが、山梨のビートメイカーのMAHBIEくんとSTEEEZOくんが連れて行ってくれた甲府市内にある源泉掛け流しの銭湯 遊亀温泉が今年のベストなデカイ風呂でした！マジで最高でした！もし、お風呂に興味がある方で、オススメのお風呂あったら教えて下さいね！
ベストアートワーク TSMTワークス
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奈良のDJ/デザイナーのTSMTくんのグラフィックワークスが僕の中ではベストでしたね！
僕とSubmerseとfitz ambro$eがゲストで参加した回のNTSの番組『You’ll Soon Know』のRepeat Patternによるアートワークをリミックスしてくれたのがとにかくよかったし、イギリスのレーベルNatural Scienceからリリースされた外神田deepspaceさんのEP 『Welcome To Nakanotroit』のインサートスリーヴのデザインや来年リリースされるRGLのEP 『Machine Love』のアートワークなども手掛けてます！色味のチョイスや線の感じとか、ポップさありながらもすごいクールな感じでとても好きです！
Cosmopolyphonicの来年の告知
少し先になりますが2018年2月に海外よりクルー一同が大好きなアーティストを招いてまたCosmopolyphonicのイベントを開催します！来年もよろしくお願いいたします！
Cosmopolyphonic
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マンスリーポッドキャスト番組『Cosmopolyphonic Radio』及び、不定期開催のイベント『Cosmopolyphonic』を経て形成されたアーティストコレクティヴ。現在はTidal、RLP、RGL/Rigly Chang、Fujimoto Tetsuro、Submerseをコアメンバーとし、周囲の仲間も巻き込みながらクルーでのイベント出演、来日アーティストのサポート、新しい才能のキュレーション等マイペースに活動中。
Source: FNMNL フェノメナル
