昨日21歳の若さでこの世を去ったLil Peepの死因はまだ正式には発表されていないが、ドラッグによるオーバードーズによるものの可能性が高いと検死官が明かしたとPitchforkが伝えている。
Lil Peepは今年リリースされたアルバム『Come Over When You’re Sober』のツアーでアリゾナ州のツーソンに滞在中だった。彼はツアーバス内で昏睡状態で発見され、発見者が救急治療を試みたが彼を助けることはできなかったとCNNは報道している。
またPeepのオーバードーズの原因となったのは6~8週間前の薬物の過剰摂取が原因であるとツーソンの検死官は明かしている。
Peepが死ぬ前日にInstagramに”When I die You’ll love me”(=おれが死んだら、お前はおれを愛するだろう)というキャプションの投稿をしたことで、自殺説もささやかれていた。
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Peepとパートナー関係にあったFirst Access Entertainmentの代表のSarah Stennettは、それを否定し以下のコメントを発表した。
「とてもショックを受けており、悲しい。私にはPeepが死にたがっていたとは思えないし、とてつもなく悲劇的なことだ。彼は未来に大きな目標と夢を持っていたし、彼はそれを私やチーム、家族、友人と共有していた。彼はとても知的で、ものすごくクリエイティブで、カリスマ性があって、紳士的でチャーミングだった。彼は大きな野望を持っていて、彼のキャリアは盛り上がってきていた。」
またSarah StennettはPeepの母親からのメッセージも代読、「彼女は私に、「母親として息子が彼の短い人生で達成できた全てのことを、とてもとても誇りに思っている」と伝えて欲しいと依頼してくれた。また彼女は「息子のことをサポートしてくれて愛してくれたファンにとても感謝している」とも言っていたという。
Lil Peep、本名Gustav Åhrは11/16に21歳の短いしかし濃厚な人生を終えた。彼の残したエモーショナルなサウンドは、今後もラップ史に刻み続けられることだろう。
Source: FNMNL フェノメナル