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「フリースタイルダンジョン」2代目モンスター、名場面の舞台裏を明かす

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10月31日に放送された「フリースタイルダンジョン」で、2代目モンスターたちが自身のベストバウトを紹介した。

まず列固が選んだのは、3rdシーズンのRec1にチャレンジャーとして出演したT-Pablowとの戦い。結果としては負けてしまったものの、「やべえって事言ってるけどお前の言ってること戯言 / 春は曙 / 俺たちがかます番だろ」などタイトなライミングを披露。試合後にT-Pablowが、耳もとで「お前の勝ちだよ」と言ってくれたのが印象的だったと話すと、Zeebraは「実は列固が2代目モンスターにふさわしいと最初に言ったのはT-Pablowだった」というアツい裏話を明かした。

輪入道のベストバウトは、Zeebraが「フリースタイルダンジョンが盛り上がっていくきっかけとなったバトル」と絶賛した1stシーズンRec5の漢 a.k.a. GAMI戦だ。漢はこの戦いで、それまで地上波向けに抑えていたストリート感を解放してしまった。輪入道はそれほどまっすぐに熱くなっていたのだ。番組でバトルのVTRが流れ、輪入道が「自分で選んだけど改めて見るとクソ恥ずかしい」と照れると、UZIは「輪入道は興奮すると“首の振り”がハンパなくなる」と茶化し、いとうせいこうに「赤べこ感ね」とオチをつけられていた。

ACEは3rdシーズンのRec6のR-指定戦をチョイス。「結果負けてしまったが、(自分的には)勝ったと思った」と語るACEは、この戦いで最強のフリースタイラー・R-指定を相手にしっかりと揚げ足をとっていく。これを観た輪入道は「ACEは熱くなってるようで、実は冷静」と分析。ACEは「フリースタイルダンジョン」のモンスターになったことで「今までの自分を捨てたい」と語り、さらに「もう喋らなくても勝てるくらいになりたい」と衝撃的な展望を明かした。

崇勲は、チャレンジャーとして破竹の勢いで勝ち上がった2ndシーズンREC1のラスボス・般若戦を選んだ。「R-指定に勝って『このままいける』と思ったけど、般若さんが出てきて空気が変わった。最初から般若さんの目を見ないでやろうと決めてたけど、1バース目が良い感じにできて余裕が出てしまって、2バース目で目を合わせてしまった。そしたら自分で思ってたことと違うことを言ってて、それに気づいてテンパっちゃった」と敗因を語る。せいこうが「崇勲は素直だからね」と笑いながら励ますと、Zeebraも「間違った時も思いっきり顔に出てたもんね」と当時を振り返った。

呂布カルマは3rdシーズンRec5に出演した際の漢とのバトルについて語った。「漢さんってツッコミどころはたくさんあるのに、言えないことがむちゃくちゃある」と漢ならではエピソードを話すと、モンスターは全員爆笑。ACEは呂布のバトルのポイントとして「笑えるしカッコいい」と、彼の独特な着眼点を挙げた。また崇勲は「即興でリリシズムを感じさせるラップができるのはスゴい」と絶賛した。

そしてラストのFORKは、3rdシーズンRec3で地元横浜の後輩、Dragon Oneとのバトルを選んだ。彼の冷静沈着に相手を仕留めるスタイルは「フリースタイルダンジョン」に新しい風を吹き込んだ。しかし、このバトルに関しては「バトルが久しぶりだったから結構緊張してた」という。FORKは2006年のUMB王者である。一時は韻を踏みまくるスタイルを「あまりかっこよくない」と感じていたが、自分を見つめ直して“喋るような口調でライムする”現在のスタイルに行き着いたと語った。特にこのバトルでは、ベテランになった自分が言うべきことをしっかりとラップできていると感じたようだ。

2代目モンスターが登場した4thシーズンもRec3まで終了。現在のヒップホップブームの火付け役となった同番組が、今後どのような戦いを届けてくれるのか楽しみだ。

Source: Abema HIPHOP TIMES

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