METAFIVE、YMO、pupa、蓮沼執太フィルなどで活躍する音楽家・ゴンドウトモヒコによる管楽器六重奏・Gondo’s Carol Brass Ensembleが、クリスマス・キャロルの名曲を収録した『Silent Night』を11月22日(水)に発売する。
Gondo’s Carol Brass Ensembleは、ゴンドウトモヒコ(euphonium)、田中邦和(saxophone)、佐藤秀徳(trumpet)、三浦千明(trumpet)、湯浅佳代子(trombone)、木村仁哉(tuba)により構成されており、毎年クリスマスシーズンに集まりコンサートを行っている。
同アルバムには「もろびとこぞりて」や「聖しこの夜」などクリスマス・キャロルの名曲30曲が収録される。
12月24日(日)フクモリ マーチエキュート神田万世橋店にてリリース・コンサート『Gondo’s Carol Brass Night』も行われることが決定している他、アルバムのトライラー映像とゴンドウトモヒコのコメントも公開されている。
【コメント】
アメリカ、ボストンの郊外スーパーの前や市場など。この聖夜に毎年老若男女が各々楽器を持参して集う。リハもなく4声のキャロルの譜面で自分の好きなパートを吹く。お世辞にも上手いとは言えない演奏だが純粋で敬虔な音が心に響く。指揮は元ボストン交響楽団の首席トランペット奏者ロジャーボアザン氏。帰国後はゆっくり企画をあたためながら、2013年に自分含めてクラシック専門とも呼ばないオルタナなもしくはオールラウンドな管楽器奏者を集めて毎年クリスマスにキャロルのコンサートを開催してきた。ルーツ。西洋音楽のルーツともいえるこのクリスマスキャロルにメンバーも賛同してくれて早5年が経とうとしている。そしてそろそろカタチにでもしようと今年の5月に一発録音を試みた。決して完ペキと言える演奏ではないがそこは敢えて手アカを残した。そのサウンドが、その空気感が当時の厳かな聖夜を思い出させるきっかけになったことはメンバーに最大のお礼を申し上げたい。そしてもう一つのきっかけを与えてくれた恩師、ビクターCセアル氏、フィルノーマンディン氏にこのアルバムを捧げたい。
ゴンドウトモヒコ
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