レーベルなどに所属せずに、インディペンデントのままで活躍し続け、新しいアーティストのロールモデルを作っているChance The Rapper。以前も記事で紹介した、Chanceを支え続けるマネージャーのPat Corcoranの40分超にもわたるロングインタビュームービーをComplexが公開した。
インタビューではChanceとCorcoranの出会いや、一緒にやることを決めたときのエピソードや、どのようにレーベルに所属しないで音楽ビジネスを学んでいったのかなど、様々な角度からChanceとCorcoranの成し遂げてきたことが語られる。
最新作『Coloring Book』をApple Music独占でリリースすることに決めた際には、Corcoranは『Tidal、SoundCloud、Spotify、Audiomackなどとも交渉し、Chanceを理解し、音楽を愛し、その音楽のチャンピオンになるだろう誰かと一緒にやりたかった」と話し、それに最もハマったのがApple Musicだったと明かす。さらにその交渉の模様は高校スポーツのエリート選手が様々な大学からオファーがあり、誰が最もその選手のことを考え、ケアしてくれ、正しいポジションにつけてくれ、勝利できるか、そして大きなキャリアを築けるかというのを考えるようなものだと続けた。さらにApple Musicに決めたのは金額ではなく、Apple Musicの人々が信頼できたからだとも明かした。
さらにCorcoranは自身は何も決定はせず、Chanceの決定をサポートする立場であるというのを何度も強調し、マネージャーはビジネスの交渉から、Chanceの家のクリスマスツリーの片付けなどあらゆるレベルでアーティストのサポートをしなければならないとも強調している。
Source: FNMNL フェノメナル