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AK-69 × MC TYSONチーム、KEN THE 390を痛烈ディス「俺の敵になったことを後悔させてやる」

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ラッパーとプロデューサーがタッグを組んで「スマッシュヒットする」という前提で楽曲制作を行い、バトルする音楽番組「SMASH HIT」。番組に参加するのは、「漢a.k.a.GAMI × MINMI」「DJ IZOH × SWAY」「DJ PMX × KEN THE390」「AK-69 × MC TYSON」の4組。まずは漢チームとDJ IZOHチーム、DJ PMXチームとAK-69チームがそれぞれ戦う。審査員は101人のオーディエンス。50人のヒップホップファンと、51人の一般人が集まる。

「AK-69 × MC TYSON」チームに密着。10月8日に配信された「DJ PMX × KEN THE390」チームのドキュメントでは、日本のウエッサイヒップホップのレジェンド・DJ PMXが「自分のことばっかり歌ってる曲はスマッシュヒットに向かない。(多くのリスナーは)歌詞の世界観に自分が入り込めて主人公になれるような曲を求めている」とAK-69をけん制した。さらに「『スマッシュヒット』とは俺のことだ」と自信満々の様子。2人はそれぞれ横浜と名古屋で独自のヒップホップスタイルを確立した先輩後輩の仲だが、今回はガチの勝負となる。ちなみにAKは「いやいやいや。違いますよ、パブさん(PMX)。『スマッシュヒット』とは俺のことですわ」としっかりアンサーした。

ちなみに今回の「Smash☆Hit」の発起人はAK-69。「フリースタイルダンジョン」でヒップホップに注目が集まったが、フリースタイルはヒップホップの1要素でしかない。アーティストは楽曲を作って披露するものだから、みんなの注目が曲に集まるようにしたい。「曲は即興でできるものじゃなくて、人生や思想といった背景があって生まれるもの。それが生まれるまでのドラマを知ってもらえれば、曲に込められたメッセージがもっと伝わると思う」と企画意図を明かした。

そんな彼が相棒に選んだのは、MC TYSON。AKも「一番ダークホース」と語る。「俺のライブでバックDJをしてるDJ RYOWから『AKくんみたいになりたいと言ってる活きが良いのがいる』と聞いていて、実際会うのは今回がほぼ初めて」とのこと。2人はファーストコンタクトからフィールした様子で、さらにお互いを深く知るためにTYSONの地元へ。彼が過ごした団地には、今も地元の不良少年たちが溜まっていた。そこでAKはTYSONの幼少期の話を聞く。「両親はもともとエジプトに住んでたんですけど、離婚して母と一緒に日本に来たんです。でも小5~6で母がいなくなる事件があって。男作って、突然連絡が取れなくなっちゃったんですよ。学校に相談したら施設に送られてしまうから、誰にも言えず弟と2人で生きてきました」と語る。さらにTYSONはガラの悪い仲間内をAKに紹介する。そこには弟もいて「電気が止まるの当たり前でした。常にお金なくてスーパーでお惣菜をパクって食べたり、近くで売ったりしてました」と当時の暮らしを赤裸々に語った。

AKは「曲の裏側に隠された背景が見えれば見えるほど魅力が増す音楽」と語っており、TYSONのバックボーンにもフィールした。そして注目のビート選び。TYSONが日雇い労働をしていた大阪住之江区の港湾部にて2人でデモを選ぶ。AKはラッパーだけどメロディも使えるのが強みだと考えており、TYSONもその直感通りのビートをチョイスした。

TYSONはすぐにリリックを書き始め、レコーディング当日に臨む。ヴォーカル録りではラップの細かい部分までAKのディレクションが入る。特に注意深く指摘していたのがリズム。TYSONがビートに対して若干早めにラップしてしまう部分を何度もやり直させた。さらに問題はサビのリリックが完成していなかったこと。TYSONは一番重要な言葉を未だ見つけられずにいた。そんなときスタッフがDJ PMXとKEN THE 390チームの楽曲が完成したことを告げる。するとTYSONは「俺は自分のストーリーを汲み取って、(人生で辛かった)あの瞬間を今思い出して書いてるんで。あんなんと比べたら話にならへんっすね」と壮絶にディスした。

「SMASH HIT」は10月9日20時~AbemaSPECIAL 2チャンネルで放送

Source: Abema HIPHOP TIMES

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