https://sams-up.com/feed/
前夜、横浜・赤レンガ倉庫でのGREENROOM FESTIVAL’19の2日間の大トリを務めたTom Misch(トム・ミッシュ)。その24時間後、彼は新木場STUDIO COASTの舞台に立っていた。ギッシリ埋まった会場の熱気がすさまじい。そして当のトムはじつにナチュラルに唄い、高い集中力でパフォーマンスをくり広げ、オーディエンスの心を射抜いたのである。まさにTom Mischという優れた才能を味わうことができた夜だった。 「It Runs Through Me」のボサノヴァ・タッチのギターが鳴った瞬間、フロアから大きな声があがる。トムと音楽との関係性を唄ったこの曲は、まさに名刺代わりのようで、ライヴのオープナーにもってこいだ。また、穏やかさの中に興奮があり、ライヴの熱量を徐々に向上させていく役割も果たしている。この冒頭から、トムの歌声とギターは輝きを見せた。エレキギターの音色はじつにセンシティヴで、その響きは優しい。そしてヴォーカルは張り上げたり叫んだりせず、まるでそっと話すかのように唄う。こうしたことは昨夏、東京でのサマーソニックのBEACH STAGEで観た時にも感じていたが、…
続きを読む>>【Live Report】満員の観客を幸福感の渦に包み込んだ Tom Misch(トム・ミッシュ)の 東京公演ライブ・レポートが到着! ジャパンツアー最終公演となる明日の大阪公演チケットは残りわずか!