東京・麻布十番の「泊まれるギャラリーをコンセプトとした複合施設、NIBUNNOの地下一階にあるNIBUNNO LABで、9/16から『台湾のCDジャケットデザイン』展が、10/29まで開催中だ。
この展示では台湾で最も人気のあるデザイナーと言われている聶永真(アーロン・ニエ)を始め、方序中(ジョー・ファン)、小子(シャオツー)、布雷克(ブレーク)、顏伯駿(イェン・ボージュン)の5名の台湾を代表するグラフィックデザイナーが手がけたCDジャケットのデザインを展示する。
CDジャケットのデザインは、台湾のデザイン業界にとって特別な存在であり、近年台湾のグラフィックデザインに革命を起こすほど重要な役割を担っている。台湾でも日本や韓国と同様にCDの売り上げが年々低迷している。
そこでデザイナーたちは、より手に取ってもらえるような斬新なアイデアが溢れるCDジャケットと装丁を生み出してきた結果、CDジャケットは台湾のデザイン業界における重要なジャンルとなった。
会場内ではデザイナーたちが手がけた作品の試聴コーナーを設置、購入もすることができ、台湾のCDショップに来たかのような感覚を味わうことができる。
また特別イベントとして、「音楽の世界観からビジュアル化までの発想プロセス」と題したトークを、10月8日(日)は方序中(ジョー・ファン)が、10月21日(土)は聶永真(アーロン・ニエ)が行う。
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Source: FNMNL フェノメナル