EDM MAXX

『Good Faith』から約7年。Madeon(マデオン)が、3作目となるニュー・アルバム『Victory』とともに新たなチャプターへと踏み出した。全10曲からなる本作では、パンク、インディーロック、エレクトロクラッシュ、フレンチ・エレクトロといった要素が交差。その一方で、これまでMadeonの音楽を形作ってきた美しいメロディとエモーショナルな感覚もしっかりと息づいている。 しかし、『Victory』は単なるサウンド面での変化を示す作品ではない。大きな別れを経験し、自分自身を再定義していく時期に生まれた本作は、痛みを作品へと変換し、そこに意味を与えることで、やがてその感情を手放していくための作品でもあった。そして、この新たなMadeonの世界を形作るうえで、特別な役割を果たしたのが日本だった。『Victory』の最初のアイデアが形になり始めたのは、東京・渋谷で過ごしていたある朝。その後、神保町、直島、豊島を巡る旅から得た刺激は、アルバムのアートワークやカラーパレット、歌詞だけでなく、現在のライブに登場する架空のバンドメンバーにまでつながっていったという。 今回のインタビューでは、『V…
続きを読む>>Madeonが語る最新アルバム『Victory』─「自由であることこそが、勝利」