今年の“AMF”(アムステルダム・ダンス・フェスティバル)ではアーミン・ヴァン・ブーレンとハードウェルが初の“B2B”を披露するとのニュースが話題になって興味津々、今から大興奮!
そういえば、最近ますます盛り上がっているDJ同士によるステージ競演“B2B”(バック・トゥ・バック)。もとはジャマイカのDJたちが交互にレコードを掛けあって、どちらが客を盛り上げるかを競うバトルだったとか。
今ではリラックスしたムードの中、DJたちが和気あいあいと共演を繰り広げるレアな瞬間を体験できるのが最大の魅力と言えそう。
というわけで、これまでに行なわれたビッグDJたちによる歴代話題をさらった“B2B”から10選をお届け!
TIESTO & HARDWELL @TOMORROWLAND(2014年)
オランダが誇る2大スーパーDJは、2014年の“Tomorrowland”でB2Bを披露。年齢差がふた回りほどあるとはいえ、オランダのブレダという同じ町の出身。
地元のカフェで一緒にプレイしたり、EDMシーンの立役者とも言える2人だけに息もピッタリ。終始ニコニコ顔ですよね。
NICKY ROMERO & ARMIN VAN BUUREN @PROTOCOL ADE(2015年)
同じオランダ勢ではニッキー・ロメロやアーミン・ヴァン・ブーレンも間違いなく国民的ヒーロー。
“ADE”(アムステルダム・ダンス・イベント)の一環として2015年に開催されたニッキー・ロメロ主宰のレーベル“Protocol”のステージに、アーミン先輩が飛び入り。
ニッキー・ロメロは「僕より10年も長いキャリアを持つ先輩」とアーミンを紹介しています。
NICKY ROMERO & MARTIN GARRIX & AFROJACK @PROTOCOL ADE REBOOT(2014年)
同じイベントの前年度、2014年にはニッキー・ロメロとアフロジャック、さらにマーティン・ギャリックスまで加わった3者競演が実現。
3人がプレイに熱中している姿に大興奮! でも3者の身長差が気になって……というか、アフロジャックがデカすぎ!(笑)。
DAVID GUETTA & MARTIN GARRIX @Cafe MAMBO(2014年)
マーティン・ギャリックスといえば、若手ながら先輩DJたちとの“B2B”に常に積極的。イビサの“Café Mambo”では、巨匠デヴィッド・ゲッタと共演を繰り広げたことも。
ラッキーなお客さんは踊るのを忘れて2人にカメラを向けたり、神妙に見守っているけれど、こんな近くで見られて一緒に乾杯までできちゃったら、きっとこうなっちゃいまよね。
リラックスしたムードの中、イビサのバケーション気分も伝わってきます。
MARSHMELLO & SKRILLEX & MARTIN GARRIX & JAUZ + OOKAY & TIESTO @EDC(2016年)
いえいえ、マシュメロ2体じゃございません! 片方はスクリレックス…のはず(笑)。
2016年のEDC Las Vegasでの一コマ。マシュメロのセットに登場したのは、黒マシュメロ姿のスクリレックスのほか、マーティン・ギャリックスやジョーズ、オーケーらが続々と。
そして、ついに(この動画の終盤で)マシュメロの正体が明かされると……おっと、ティストまで参上ですか!
DIPLO & JAUZ & ALISON WONDERLAND @EDC(2017年)
“EDC Las Vegas”といえば、2017年のディプロとジョーズ、アリソン・ワンダーランドの3者による“B2B”が記憶に新しいところ。
3人ともかなり好き放題なプレイを披露。ジョーズがアリソンに絡んだり近づきすぎて、ちょっとヒヤヒヤしちゃうんだけど…(笑)。
THE CHAINSMOKERS & TIESTO @AMF(2016年)
2016年の“AMF”では、ザ・チェインスモーカーズのセットにまたまたティエストが参上。このフットワークの良さが、長いキャリアと衰えぬ人気の秘訣なんでしょね。
後半は3人とも(特にティエストは)ほとんど踊ってるだけだけど、マジカルな瞬間を誕生させたのは間違いナシ!
ARMAND VAN HELDEN & JACKMASTER @BOILER ROOM(2015年)
師弟共演といえば、2015年にロンドンで行なわれた“Boiler Room”のセッションがとにかく聴き応えたっぷり。
ダック・ソース名義でもおなじみのアーマンド・ヴァン・ヘルデンとジャックマスターという、ふた回りほど違う世代の2人がディープハウスでガチ競演。
若手ジャックマスターのあの手この手に喜ぶ大先輩。やたら楽しそうな2人です。
RICHIE HAWTIN & DEADMAU5 = TESTPILOT @SXSW(2013年)
米テキサス州で開催された2013年の“SXSW”(サウス・バイ・サウスウェスト)では、デッドマウスことテストパイロットとリッチー・ホウティンが“B2B”競演。これは共演ではなく、競演ですね。
デッドマウスがなぜミニマルテクノ王子のリッチーとステージに立ちたかったのは定かじゃないけれどバトルモード全開。ミニマルながら、ずっとテンション高め!
YELLOW CLAW & CESQEAUX @ADE(2015年)
イエロー・クロウと、彼らの主宰レーベル“Barong Family”の一員であるセスコーによる“B2B”が実現したのは、2015年の“ADE”。普段からコラボしているだけに両者ともノリノリで息もピッタリ。
この頃のイエロー・クロウはまだ3人組で、ちょうどファーストアルバム『Blood For Mercy』を発表する直前だった様子。
Text by EDM MAXX編集部(Q)
Source: EDM MAXX