NME Japan
Photo: GETTY デーモン・アルバーン、ケイト・ブッシュ、アニー・レノックスなど、1000人を超えるアーティストがイギリス政府が計画しているAIに関連した著作権法の改正に抗議するサイレント・アルバムを発表している。 『イズ・ディス・ホワット・ウィ・ウォント?』と題されたアルバムはスタジオやパフォーマンス・スペースで録音されたノイズが収録されており、人工知能が音楽業界に与える影響について注目を集めるために企画されたものとなっている。 「未来の音楽では私たちの声は聴けなくなってしまうのでしょうか?」とケイト・ブッシュは声明で述べている。アルバムの収益はすべてチャリティ団体の「ヘルプ・ミュージシャンズ」に寄付される。 この取り組みはイギリス政府が著作権法の改正を計画していることを受けてのもので、改正は人工知能プラットフォームが著作権で保護された作品を使って、ライセンスを必要とせずにモデルを開発して、訓練することを容易にするものとなっている。改正案では「テキスト・マイニングやデータ・マイニング」のためであれば、著作権を尊重することなくオンラインで素材を使用することが許可される。それを避…
続きを読む>>デーモン・アルバーンら、AIをめぐる著作権法の改正案に反対してサイレント・アルバムを共同で公開