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Photo: GETTY ブラック・サバスのベーシストであるギーザー・バトラーは過去の鬱病について語り、「言葉では言い表せないものだ」と述べている。 ギーザー・バトラーは『トークショップライヴ』のインタヴューでメンタル・ヘルスの問題について語っている。 「本物の鬱病というのは体験しない限り、言葉では言い表せないものだと思う。恐ろしいブラックホールに入るようなものなんだ」とギーザー・バトラーは説明している。 「みんなは『外に出かけて、飲みに行ったり、犬を散歩させたりすればいい』と言うし、医者なんかも『テレビを観たり、本を読んだりすればいい』と言うけれど、何にも興味を持てないんだ」 ギーザー・バトラーは次のように続けている。「自分自身を表現できる唯一の方法は“Paranoid”の歌詞を書くことだった。常に鬱を抱えていたわけではないけど、発作に襲われた時は説明できなくて、精神科医のところに行っても何年も入院させられるんじゃないかと怯えていたんだ」 「だから、医者のところにも行かなくなってしまう。何とかやっていくしかないんだ。自分にとってはどこから抜け出す唯一の方法が歌詞を書くことだった」 ギ…
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