NME Japan
Photo: PRESS リンダ・キャリエールは1977年に細野晴臣プロデュースで制作された幻のアルバムより“Socrates”の音源が公開されている。 本作は1977年に細野晴臣とアルファレコード(当時)がプロデューサー契約を結び、その記念すべき第1作として彼女のデビューアルバムを山下達郎、佐藤博、吉田美奈子、矢野顕子らの協力で製作したものの、世界戦略を担う当時の海外スタッフの反応が悪く、不運にもお蔵入りになっていたもので、今日に至るまで発売のリクエストが絶えなかったアルバムとなっている。 “Socrates”の音源はこちらから。 今回、楽曲提供アーティストからのコメントも公開されている。 リンダ・キャリエールのアルバムがお蔵になったことでYMOが始まったんですよね。 それがなかったら多分僕はプロデューサー業をずっとやっていたと思うんですよ。 今思えば大事なポイントだったんだなと思います。 それにしても、よくあんな曲をみんな書いてくれたなぁ。 今聴いてもらいたいな、というのが凄くあるんですよ。 その当時の楽曲として、あるいは演奏として、歌として、 完成度がこれほど高いものが今ではあり…
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