結成17年目を迎えたサイプレス上野とロベルト吉野が、待望のメジャーデビューミニアルバム『大海賊』を9/6にリリースした。2007年の1stアルバム『ドリーム』以来、「HIP HOPミーツallグッド何か」を座右の銘に、そのエンタテインメント性と、しっかりと根付くヒップホップ愛を土台に多彩な活動を繰り広げてきた、2人。
1stから10年となる区切りの年でのメジャーデビューについて、15年来の仲であるというSex Yamaguchiを聞き手にインタビューを行うことになっていたが、なんと前日にサイプレス上野がバイクの転倒事故で骨折するというハプニングが。
当日なんとか傷だらけの体で現れたサイプレス上野。当然インタビューもその事故の話から始まることになった。
構成 : 和田哲郎
写真 : 横山純
SEX Yamaguchi – 僕は上野くんを知ったのは、地元の踊りの師匠みたいな先輩がいて、その人から「本当にヤバいやつがいるから、見に行かない?」って言われて、それで行ったらポカーンとなっちゃって。全部やりたいことやられてるから、ちょっと泣いたりして。その後宇都宮の申し訳ないとで、仲良くなったんだよね。それが15~6年前。でそれからいろいろあって、メジャーデビュー直前の一昨日の夜、上野くんが交通事故に遭って、それを昨日知って、インタビューにロベルト(吉野)だけ来るんじゃないかと思って、それが一番怖かった(笑) 心霊とかUFOの話するしかないのかなと思って。
サイプレス上野 – そしたら来ないっていう(笑)
SEX Yamaguchi – ははははは(笑)怪我で大変な方だけいるっていう感じですけどね。怪我はどこでしたの?
サイプレス上野 – 藤沢ですね。慣れ親しんだ場所で(笑)
SEX Yamaguchi – 猿も木から落ちる状態。インタビュー時間が1時間って決まってるんだよね、じゃあ最後の5分くらいだけ喋れば大丈夫でしょ。上野くんは怪我を立て続けにしてますけど、あばらは治った?
サイプレス上野 – 治ったと思ったんですよ、その時に..
SEX Yamaguchi – ははは(笑) と思ったら..
サイプレス上野 – いい気候だし、もうそろそろジョギング再開しようと思ったんですよ。矢先ですね(笑)全治一ヶ月は見てくれって言われていて。先生間に合わないよって(笑)
SEX Yamaguchi – ふふふ(笑)てめえがこけたんだろって。面白いメジャーデビューになったね。こんなこと言ったらあれなんですけど、僕はうれしかったです、知った瞬間にTwitterに「サイプレス上野、さすが」って書いちゃいました。
サイプレス上野 – 一足早い祝砲を。
SEX Yamaguchi – フライングすぎたね。しかも一人でね。誰か見ててくれたらね。
サイプレス上野 – 自分で自販機で水買って、それをぶっかけながら「痛え、痛えなちくしょう」って言ってましたからね。最初は興奮してたから痛くなくて。バイクにエンジンかけて乗って帰ろうかなと思ったら、「やべ、バイクも体も動かねえ」ってなって。友達に電話して「故障中って書いておいてくれ」って言ったら、そいつらもいい動きしてくれて。それでタクシーで病院行ったら、その病院がCTスキャンとか撮れなくて、消毒しかできねえらしいってわかって。
全員 – ははははは(笑)
サイプレス上野 – 嘘だろと思って(笑)意味ないよ、あそこってなったんだけど、病院着いちゃって。そしたら友達の奥さんが調べてくれて、別の病院なら行けるってなって、病院の前に救急車が来るっていう。
全員 – (爆笑)
SEX Yamaguchi – 実はおれも今年入って2回救急車で運ばれてて、胆石ができちゃって。油物食べると胃が痛くて、そしたら胆石ができてて、8月の頭に手術したんですよ。今日はその手術で取った石を持ってきたんですよ。
サイプレス上野 – あはははは(笑)やば。え、嘘。
SEX Yamaguchi – こんなでかい石ができてて、本邦初公開。
サイプレス上野 – うわー怖い。
SEX Yamaguchi – 怪我対決になったね。でも怪我は上野くんには勝てない。この石を置きながら話しましょう、次のミックスCDのジャケにしようと思って。
サイプレス上野 – 吉野が勘違いしますよ、この石。水にいれると水質が良くなる水って。買い込んでるらしいんで(笑)
SEX Yamaguchi – 吉野からは、今回の怪我の後に、「ヨガの本貸しましょうか?」ってメールが来たんでしょ?何の治療だよっていう、ふふふ(笑)
サイプレス上野 – 読んだ瞬間に具合悪くなって死ぬかと思いましたよ(笑)
SEX Yamaguchi – まあジャケの話になったんで、今回の『大海賊』のジャケは明子画伯(サイプレス上野の実母 上野明子さん)が復活して。見たときはすごく安心しましたね。これこれって感じで。やっぱりいつも通りのオファーを?
サイプレス上野 – そうですね、この写真で描いてくれって。
SEX Yamaguchi – 大体どれくらいで描き上がるの?
サイプレス上野 – 納期っすか(笑)一応長めには取ってたんですけど、3日くらいで描いてましたね。
SEX Yamaguchi – ははは(笑)早いっ。タイトルも『大海賊』じゃないですか。今回もドリームランドのアトラクションから取ってて、僕も色々調べて、「へいへいおじさん」っていう。
サイプレス上野 – あ、はいはい。
SEX Yamaguchi – Music Expressっていうグルグル回るアトラクションがあって、そこに名物おじさんがいて、「へいへいーへいへーい」って言うだけっていう。
サイプレス上野 – 従業員で、そのアトラクションを担当していて。ガキの頃から知ってて、平日はその声はテープで流されてて、土日だけは実際に出勤してくるっていう。
SEX Yamaguchi – 調子が出てくると、「今日はいつもより多く回しちゃうよ」って言うんでしょ?
サイプレス上野 – そうそう「いや終わってくれよ」って。
SEX Yamaguchi – ふふふ(笑)僕は前作の『コンドル』がタイトル含め好きで、メジャー前の落とし前なのかなって気がすごいしてて。
サイプレス上野 – タイトルも『コンドル』ってつけられても困りますもんね。
SEX Yamaguchi – そうそう、1曲目から吉野も困ってるし。で今作は卓球さんとかも参加していたりして。1曲目の”メリゴ”にはSKY-HIが。やっぱ一緒にやりたかった?
サイプレス上野 – まあなんかね、売れてますからね。
全員 – はははは(笑)
SEX Yamaguchi – まあそうだよね、AAAだもんね。じゃあAAAの力を使って。
サイプレス上野 – やってやりましたね(笑)
SEX Yamaguchi – (笑)そんなことはないと思うけど、岩崎(太整)さんのトラックもあってすごいダンサブルな曲だなって。
サイプレス上野 – 俺、セク山さんとDJやるときも多いじゃないですか、DJのときに星野源の”SUN”かけあったり、ああいうノリを自分の曲でやりたいなと思って。それが結構第一に強かったなっていう。
SEX Yamaguchi – そっか”SUN”感だね。
サイプレス上野 – セク山さんに真っ先に渡して「かけてください」って気持ちで作ろうとしてましたね。デモを太整さんとスタッフと外苑前のめっちゃ狭いカラオケボックスで聴いて、”SUN” とかそれと近い赤い公園の曲を太整くんに渡してたんですけど、そしたら色々調べてくれて、実は赤い公園の方が先に”SUN”っぽい曲をやっていたんだけど、Youtubeのコメントで源ちゃんファンからディスられまくるっていう(笑)だから”SUN”感を出しすぎるのはやめようって話をして。
SEX Yamaguchi – すごいアメリカンな感じがいいなって。聴いてすぐに浮かんだのがチアリーディング。みんなでワッと踊る感じのライブとかMVは想像できて、すごい楽しいいい曲だなって。SKY-HIの歌も仕上がってきましたよね。2曲目の “Walk This Way(アセ・ツラ・キツイスメル)”はもうライブでもおなじみですよね。これ吉野のシャウトから始まるじゃないですか。一発目何言ってるかわからなくて。
サイプレス上野 – ふふふふふ(笑)
SEX Yamaguchi – 「シュガーっ」って聴こえちゃって。本当は「集合」って言ってるの?
サイプレス上野 – 「集合」ですね。
SEX Yamaguchi – 何回も「え、何言ってるの?」ってなって。途中途中でも、吉野のシャウトが入ってて、上野くんいい使い方してるなって。吉野100%を使う感じですよね。
サイプレス上野 – ライブでもやってるんですけど、やっぱり「シュガーっ」って言ってるんですよね(笑)
SEX Yamaguchi – まあすごいかっこいいんですよね、ヤッさん(Yasterize)のトラックでね、80年代のアメリカの刑事ドラマって感じの風景が浮かぶトラックだなと思って。『マイアミバイス』とかね。あとブレイキンな感じもあるかなって。”上サイン”もライブでやっていて、めちゃくちゃ盛り上がりますよね。サインを上野くんがずっとやってて、それがお客さんにも波及して、みんなやってるっていう。それを開発したのは素晴らしいなって。ハンドサインは非常にヒップホップ的なものじゃないですか、それを物凄くポップに昇華したなって。ふふふ(笑)
サイプレス上野 – 「上」ってやってるだけですからね。
SEX Yamaguchi – しかもそれを曲にしたっていう、前代未聞ですよ。
サイプレス上野 – 自分レペゼンで。ライブでも「上野はここにいるって教えてやってくれ」って言って、みんな「上」ってやるんですけど、そりゃ知ってるわっていう、誰に教えてるんだっていう(笑)
SEX Yamaguchi – 今回の作品では、僕の一番好きなどうでも良さですね、言い方悪いですけど。すごく上野くんらしいヒップホップを感じましたね。
サイプレス上野 – 嬉しいっす。
SEX Yamaguchi – 次の”サマーエンドロール”は去年の夏に作るって言ってたやつだよね。ビート武士くんが入るとエモ感が出るよね。でもエモ感ってサ上とロ吉の得意分野だなと思って。普段おちゃらけたりとか『フリースタイルダンジョン』だとやけにいきりたったりするけど、エモが上手いよね。LUVRAWくんとの曲や”ヨコハマシカ”もエモに入るのかなって。こういうのが1曲入るんだなあって。すごくいい曲です。
サイプレス上野 – ふはははは(笑)面談みてえ。
SEX Yamaguchi – ドリームラップスの音源も聴きたいな。次は卓球さんが手がけた”ホラガイHOOK”ですね。びっくりしたのは、まさかのホラ貝スクラッチ始まり。ちょっとひっくり返りましたね。誰もやんねえよ、こんなのって。これは卓球さんのアイディア?
サイプレス上野 – イントロは卓球さんですね。いきなりホラ貝になってて、おれも度肝を抜かれた。どんどんトラックが変わって、最初きたものと全然違うものがくるんですよ。曲長いじゃないですか、どこでラップ入れていいのかもわからなくて。だからチャレンジだったんですよ。
SEX Yamaguchi – そういう指示も特にないんだ?
サイプレス上野 – ないですね。トラック聴いて、多分ここだっていうところでラップして。プリプロやりながら「ここでラップじゃねえかなあ」って、探り当てるような。「ここで上がってくるよね」って。
SEX Yamaguchi – 「じゃあここがフックだ」って。
サイプレス上野 – でもまだバースありますねって。それで一回録らずに、ここでラップとか決めて、別の日に録って送ったら、トラックが全然変わってるっていう(笑)すごいっていう。予告もなく、メールにリンクが貼られていて、トラックで、10分後とかにも「ギター入れました」ってまた別バージョンがきて。
SEX Yamaguchi – へー!でもラップ立ちが半端ないすごいシンプルな曲になってて。しっかり踊らせるグルーヴとかキャッチーさもあって。
サイプレス上野 – 卓球さんに今回「ラップのこと気にしないで作ってください」って伝えて。「おれもステージ立ちながらダイブとかしたいんで」って。
SEX Yamaguchi – フロアがそうなるのは想像できるね。
サイプレス上野 – トラップじゃないけど、そういうののテクノ版って感じでやりたいなって。歌わなくてもワッショイ、ワッショイなればいいなって。主旨のことを伝えたら特に返信はなくて(笑)
SEX Yamaguchi – ははははは(笑)さすがですね。ちょっと熱い気持ちを言うとね、パーンてね。
サイプレス上野 – それですごい不安になって。もう少しでレコーディングなのに、送られたトラックが多すぎて、どのトラックがレコーディングするトラックなのかもわからない。どのトラックが最終ですとかもないから。
SEX Yamaguchi – そんな作り方なかったでしょ?
サイプレス上野 – 今まではなかったですね。たまに電話して「どうだった曲?」って聞かれて、「すげえ良かったっす」って言ったら、「まだまだ作るからさ」って。でラップを載っけてみて不安だったんですよ、どうなのかなって思ったら「めちゃめちゃかっこいいじゃん」って返信がきて、おー良かった、正解だったんだって。一番怖いじゃないですか電気グルーヴ、スチャダラパーの地雷って。
SEX Yamaguchi – 大好きなんだけどめちゃくちゃ怖いっていう。
サイプレス上野 – 瀧さんは共演が増えたんで、ようやくここまでは平気っていうのがちょっとだけわかってきたんですけど、卓球さんはまだあまりだったんで。阿蘇ロックのときに知り合いが「友達が卓球さんのファンで、最近子供が生まれて写真撮らせてもらっていいですか?」って頼んだら、「え、その彼は来てないの?」って卓球さんに怒られたんですよ。「ダメだよ、来てなきゃー」って言われてて。来てない奴のために写真撮りたいって言ってるのに、「来てなきゃダメ」って(笑)友達しょんぼりしちゃって。そういうのをみると深く突っ込めないなって。
SEX Yamaguchi – 電気グルーヴ研究はいくらでもできるけど、だけどやっぱ生はわからないよね。でもすごい面白い曲でした。
サイプレス上野 – あとこの曲はレーベル殺害塩化ビニールの社長で、闘病中のTHE CRAZY SKBへのおれと卓球さんからのメッセージになってるんですよ。もともと卓球さんに曲を作ってもらって、THE CRAZY SKBとおれでコラボ曲を作るって話があったんですよね。
SEX Yamaguchi – これはどういうことを言いたい曲なんですか?
サイプレス上野 – 何もないですね(笑)
SEX Yamaguchi – すごいいろいろ考えちゃったんですけど、何もないということでわかりました(笑)フェスとかでも良さそうですね。
サイプレス上野 – もう卓球さんがかけてくれてるみたいで、おれと吉野の映像をVJに仕込んでもらってかけてるって。結構ビックリしたっすね。
SEX Yamaguchi – 次はプロレス曲の”GET READY”。プロレス好きすぎるよね。プロレスファンとかがこの曲を聴いたら、すごい嬉しいと思うね。
サイプレス上野 – ちゃんとプロレス好きなんだなってわかってもらえたら嬉しいですね。
SEX Yamaguchi – 悪そうなギターの音が最高ですね。でも吉野がいるからかもしれないですけど、ロック色も合いますよね。エモ感とロック。
サイプレス上野 – 今度両方混ぜてみますか、とんでもないものができそう。
SEX Yamaguchi – ラストの”WHAT’S GOOD”は、今の上野くんの心中なんだろうなと。
サイプレス上野 – もうその通りですね。実際レコーディングも最後だったんで。
SEX Yamaguchi – 大人になったよねえって、ちょっと思っちゃった(笑)
サイプレス上野 – ははははは(笑)
SEX Yamaguchi – はんてん着てライブやってる時期とかを思い出しちゃった、ふふふ(笑)「帰れ」コールやってる頃とか。上野くんの周りの人たちが思ってること、自分も入ってるけど、そういう人たちが考えてることが入った曲だね。
サイプレス上野 – そうですね、みんなと共有したい曲。
SEX Yamaguchi – フリースタイルダンジョンのことも入ってたりとか。未来は暗くないのことも入ってたりとか。
サイプレス上野 – 確かにそういうこと一言も言ってねえなって。
SEX Yamaguchi – そうそう、だからこうやって真面目に書いた方がいいんじゃないの(笑)?前から真面目に書くときはあったけど、やっぱりグッときますよね。
サイプレス上野 – やってきたことを入れてないなって気づいて、とっさに入れるっていう(笑)あれっと思って。でも真面目なところにもSuchmosのアンサーが入ってるんですよ、「もう Good Night」への。「どう What’s Good」って。別にあの曲おれに言ってるわけじゃないけど。
SEX Yamaguchi – ごめん、それ全然わからなかった(笑) 被害妄想だ。
サイプレス上野 – 全然誰もわからないっていう(笑)
SEX Yamaguchi – でもこれはメジャー一発目の締めくくりとして、すごく機能してるし、落とし前ついてるのかなって思いました。で早くフルアルバム聴きたいなって。お待ちしております。まだミニアルバムも出てないけど。結成17年目のメジャーじゃないですか、もっと早く行くと思ったんですけどね。
サイプレス上野 – 確かに、みんなからも行ってなかったんだって言われましたね。
SEX Yamaguchi – ベストのタイミングってことなんですね。ご両親はどんな顔をしていましたか?ちゃんと伝えた?
サイプレス上野 – 伝えてないっす(笑)
SEX Yamaguchi – いつも通りな感じで(笑)メジャーって伝えてもどうかわからないしね。
サイプレス上野 – 親父は「金はいいのか?」、「金はどうだ?」しか言わないですね。
SEX Yamaguchi – 今後メジャーでやりたいことと、やりたくないことはありますか?
サイプレス上野 – いや特には、やりたくないことは察してくれてると思うので、ももクロに歌詞を提供して、教えるとかもめっちゃ楽しいんで。この間ももクロのライブを見に行って、終わったあとに楽屋に挨拶に行って。友達のモノノフも一緒に行ってて、ハッピとか着てたんですよ。ライブ中も最初はおれたちのことを気にしてて、動きが鈍かったんですけど、「おれたち気にしなくていいから、本気出せよ、失礼だぞ」って言ったら、動きがパワーアップして、「こいつ長年やってきただけあるな」っておれらも感動しちゃって。それで「ライブ後に楽屋に行けるよ」って言ったら「は、は?!」って。
SEX Yamaguchi – ふふふ(笑)挙動がおかしくなって。
サイプレス上野 – 「ダメだよ、俺たち3人で来たんだから」って連れていったら、普通に他の人たちは関係者っぽいのに、どうみてもモノノフが1人いて。グッズだらけで。それで自分とももクロのヒストリーをずっと喋ってるんですよ。「あの時剥がされたなあ」とか、「あのライブ行ったなあ」とかで、そしたら「え、これから来るんすか?」って独り言。
SEX Yamaguchi – ははははは(笑)完全に処理できなくなってる。
サイプレス上野 – 同級生がこんな喜んでくれて嬉しいなって。本人登場して、うちらは挨拶が結構最初の方で、メンバーに「あー来てる」って言われて、「観てたよー」って言ったら、そいつは横で「あああああああああ」ってなってて、完全に不審者。車はフルスモークで革張りシートのセルシオなのに(笑)。
SEX Yamaguchi – はははははは(笑)友達死ななくてよかったね。でも上野くんの近くにはそういうキャラがいるってすごいよね、キャラ祭りだもんね。ヒップホップ界のたけし軍団みたいな感じで。本人も怪我するし。What’s Goodに来ればみんないるからね。毎日お祭りしてる。
サイプレス上野 – 毎日そんなんだから店長病んでますよ(笑)今は若干病んでるフリしてるですけど。
SEX Yamaguchi – What’s Goodは行った方がいいですよ、お客を含め鬼太郎の妖怪大全集みたいな感じ。
サイプレス上野 – 揃いもそろってそうですね。たまにドア開けた瞬間に、閉めたくなりますからね。
SEX Yamaguchi – 僕も閉めたことありますよ。「コンビニ行こうか」って。コンビニに行けば行ったで、冷蔵庫の前で関係者が倒れてたりする。 What’s Good、皆さん一回行ってみてください。
Live Info
サイプレス上野とロベルト吉野 『大海賊』Release Tour
大航海ツアー〜港にて〜
●東京 2017年9月10日(日)渋谷クラブクアトロ
open 17:00/ start 18:00
出演:サイプレス上野とロベルト吉野 w/ マキタスポーツ
Guest:SKY-HI
(問)H.I.P. 03-3475-9999
●大阪2017年9月17日(日)OSAKA BIGCAT
open 17:00 / start 18:00
出演:サイプレス上野とロベルト吉野 w/Creepy Nuts
(問)夢番地大阪 06-6341-3525
●札幌2017年10月15日(日)cube garden
open 17:00 / start 18:00
出演:サイプレス上野とロベルト吉野 w/ Charisma.com
(問)H.I.P. 03-3475-9999
●福岡2017年11月4日(土)BEAT STATION
open 17:00 / start 18:00
出演:サイプレス上野とロベルト吉野 w / 般若
(問)キョードー西日本 092-714-0159
【料金】
Standing¥3,800 (税込・入場時別途ドリンク代・整理番号付)
【チケット】
プレイガイド 一般発売中
イープラス http://eplus.jp/
チケットぴあ http://t.pia.jp/ 0570-02-9999
ローソンチケット http://l-tike.com/ 0570-084-003
【問合せ】H.I.P. 03-3475-9999 / www.hipjpn.co.jp
【主催・企画】キングレコード
Release Info
サイプレス上野とロベルト吉野
メジャー1st mini Album『大海賊』
発売日:2016年9月6日(水)
品番:KICS-3515
価格:定価:¥1,852+税
収録内容:
M1. メリゴ feat. SKY-HI
Produced by 岩崎太整
M2. Walk This Way(アセ・ツラ・キツイスメル)
Produced by Yasterize
M3. 上サイン
Produced by 藤原大輔(MU-STARS)
M4. サマーエンドロール
Produced by ドリームトラクターズ(サイプレス上野とビート武士)
M5. ホラガイHOOK
Produced by 石野卓球
M6. GET READY(『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』オフィシャル・テーマソング)
Produced by. CHIVA from BUZZER BEATS for D.O.C
M7. WHAT’S GOOD
Produced by 藤原大輔(MU-STARS)
Source: FNMNL フェノメナル