最近、人工知能を前面に打ち出したDTMツールがいろいろ登場してきています。以前「マスタリングエンジニアの職が危うい!?人工知能搭載のOzone 8とNeutron 2の登場は革命かも!」といった記事を書いたこともありましたが、iZotopeのOzoneやNeutronに搭載されているAssistant技術がその代表例ともいえるしょう。まさにそのiZotopeの競合となりそうなツールが、ドイツ・ハノーバーの会社、Zynaptiq(ザイナプティク)から登場してきました。
INTENSITYというWindows/MacのVST、AU、AAX対応のこのプラグインは、DAWのトラックに挿すだけで、いい感じに音を調整してくれるし、マスタートラックに挿せば、マスタリングまでできてしまうというもの。その技術には顔認識アルゴリズムが使われているというのですが、顔認識が音とどう関係あるのか、まったく見当もつかないのも気になるところ。とにかく、これがどんなもので、どんな効果があるのか実際に試してみたので紹介してみましょう。
Zynaptiqがリリースした魔法の音作りツール、INTENSITY
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Source: 藤本健の“DTMステーション