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最新洋楽ダンスポップ事情 – ますます広がるEDM(前編)

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最新洋楽ダンスポップ事情 – ますます広がるEDM(前編)

DJが曲をつなぐだけの人だったのは、もはや昔話。いまやEDMシーンで活躍しているDJの多くは、プロデューサー/クリエイターとしても活躍。

ヒット曲を次々と生み出し、世界のダンス〜ポップミュージックの中核を担っているのはご存知の通りじゃないでしょうか。

彼らの影響力で、どんどん変化を見せるダンスポップシーンを検証・紹介していきます。

ポップシンガーとのコラボヒット続出!!

ZEDD(ゼッド)

アリアナ・グランデ、セレーナ・ゴメスといったポップシンガーから、バイオリン奏者リンジー・スターリングまで、様々な人気スターとコラボしてきたゼッド。

R&Bシンガーのアレッシア・カーラと組んだ”Stay”が大ヒット。

最新ヒットの”The Middle”でコラボしたマレン・モリスは、カントリーシンガーです。

MARTIN GARRIX(マーティン・ギャリックス)

DJ Magの”TOP DJ 100”ランキングで2年連続首位に輝くなど、20歳そこそこで早くも世界の頂点に上り詰めてしまったマーティン・ギャリックス。

プログレッシブなインストトラックで定評を得つつ、その一方で彼もポップシンガーと組んだヒットを次々と投下。

デュア・リパやトロイ・シヴァンなど、自身と同世代の新進シンガーの起用に長けているようです。

ALAN WALKER(アラン・ウォーカー)

ロマンチシズムあふれる曲調とミステリアスな存在感で人気のアラン・ウォーカー。

代表曲”Faded”を歌っていた同郷ノルウェー人シンガー、イゼリン・ソルハイムとの相性はもはや鉄壁。

とはいえ最近ではアメリカ人シンガーのノア・サイラスと組んだりも。国際舞台ハリウッドへと一歩接近でしょうか。

HARDWELL(ハードウェル)

オランダが誇るEDMスターのハードウェルも常にポップシーンへの目配せを忘れず。

次々とハードなクラブアンセムを放出する一方で、ジェイ・ショーンをゲストに迎えたポップな”Thinking About You”などはYouTubeで2000万ビュー超え。

あのオースティン・マホーンともコラボしていましたよね。

DAVID GUETTA(デヴィッド・ゲッタ)

もちろんデヴィッド・ゲッタもこの道のプロ。

というか、そもそも彼が有名シンガーとのコラボによるヴォーカル入りポップEDMをここまで広めた立役者。

離婚の痛手を乗り越え、また新しい恋人とラブラブだとか。そういえば最近の曲調には再び愛があふれているのでは?

ALESSO(アレッソ)

スウェーデン出身のアレッソもポップスターとのコラボに積極的。

オスカー候補にも挙がった女優/シンガーのヘイリー・スタインフェルドや、巻き返し中のリタ・オラなど美女とのコラボが多い様子。

最近では注目のブラジル人シンガーのアニータをいち早く起用。

全世界にラテンブーム到来!!

ANITTA(アニータ)

そのアニータは、すでに本国ブラジルでの人気をバネに世界進出を展開中。

アレッソとの共演のほか、イギー・アゼリア、メジャー・レイザー、J.バルヴィンらともコラボを果たし、いまもっとも注目されているシンガーのひとり。

今後もあちこちで名前を見かけるはずなので、いまから覚えておくべし!

J. BALVIN(J.バルヴィン)

ラテンブームを巻き起こした第一人者としては、J.バルヴィンも見逃せない存在。

コロンビア出身のシンガー、すでにキャリアも長く、ヒットも多数。中でも世界を躍らせた”Mi Gente”はフェスやクラブのピークタイムでもすっかりおなじみ。お世話になった人は多いはず!

映画『ワイルドスピード ICE BREAK』の挿入歌では、ピットブルやカミラ・カベロとの豪華共演も披露済み。

LUIS FONSI(ルイス・フォンシ)

ジャスティン・ビーバーが参戦した”Despacito”を歌ったルイス・フォンシは、プレルトリコ出身のベテラン・シンガー。

ラテンブームの決定打ともいえる同曲のヒットで人気再熱。デミ・ロヴァートとは、スペイン語によるコラボ新曲を発表したばかり。

以上、華やかなポップシンガーから、熱いラテンブームまで、ダンスポップシーンの最新状況を感じてもらえたでしょうか。

続く後編では、ヒップホップ界やロックへと、さらに広いジャンルを追いかけます。

Text by EDM MAXX編集部(Q)

Source: EDM MAXX

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