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Photo: facebook.com/BobMoogFoundation モーグ・シンセサイザーの開発者の1人であるハーブ・ドイチが亡くなった。享年90歳だった。 ハーブ・ドイチは友人のロバート・モーグと共にシンセサイザーの開発に取り組み、1960年代に第一号機を制作している。モーグ・ファウンデーションは12月9日にハーブ・ドイチが亡くなったことを発表している。 「モーグの遺産にとってハーブ・ドイチほど重要な人はいません。彼の深いクリエイティヴィティ、好奇心、知性、音楽の最先端を追求する姿勢がロバート・モーグに最初のモーグ・シンセサイザーを設計させ、ハーブ・ドイチの貴重な助言やコラボレーションを生むことになりました」 「プロトタイプが大きなモジュラー・システムへと進化するにつれ、ハーブ・ドイチとロバート・モーグはこの革命的な楽器をプロモーションすることに一緒に取り組みました。ハーブ・ドイチは作曲を手掛け、パフォーマンスを行い、セミナーやホフストラ大学の教室で指導しました。彼はここで50年以上教鞭を執りました」 「長年の教育者、エレクトロニック・ミュージックの先駆者、優れたミュージシャ…
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