”ULTRA JAPAN”や”サマーソニック”出演はあるものの、今回は単独による最大規模のジャパンツアー。
2018年6月7日(木)千葉・幕張メッセで2万人を熱狂させたザ・チェインスモーカーズの初ライブ公演、興奮の90分を振り返ります。
すべてを出し切ってくれた彼らのライブは、とにかく盛りだくさんで、次から次へと見せ場の連続。そんな中で特に”ここがスゴかった!”のが以下のポイント!
今回はバンドセットのライブ
今回のライブではメンバー2人に加えて、ドラマーが参加。最近の彼らのライブは、屋内会場では基本このスタイルで行なっている様子。
DJセットとバンド演奏を15分くらいずつ、交互に披露。DJセット中もドラマーが参加したり、アレックスがキーボードを弾いたり、ドリューがギターをプレイしたり。
生楽器が加わったことでサウンドのバリエーションが増え、迫力も倍増!ドラムソロもあれば、アレックスがピアノソロを披露する瞬間も。
DJだけど歌えるってスゴい!
歌うDJってあまりいないけど、やはり生の歌はいいですね!
ずっと歌ってるわけじゃないとはいえ、ここぞというタイミングでドリューがじっくり歌い上げ。
スウィートな歌声に、じ〜んと癒された人も多かったのでは?
ハイライトは大合唱!
ほぼずーっと盛り上がりっぱなしのライブ。でも最大のピークタイムを挙げるとすれば、この2曲。
”Closer”と”Something Just Like This”の2大ヒットでは、ひときわ大きな合唱が巻き起こりました。
ビジュアルがぶっ飛びまくり!
カーレース風のゲームみたいになったり、オバケ屋敷のようになったり、サウンドとシンクロして矢継ぎ早に変わっていくので、まるでジェットコースターに乗っているかのよう。
もちろんスモークや火柱、紙吹雪なども、ひっきりなし。
バキバキ系も大量投下!
最近の彼らの楽曲は、セツナな癒し系が多いけれど、ライブではバキバキのアッパーEDMも大量投下!
ドラムソロはガマーの”Drop”に合わせて。
彼らのヒット”Don’t Let Me Down”では、W&Wのリミックスをはじめ、いろんなバージョンを披露。
メジャー・レイザーの”Pon De Floor”から”Jump”に続けるとか、そりゃ盛り上がりますよね!
意外なトラックも次々投下!
ドレイクやリル・パンプなどのヒップホップ〜トラップ系も混ぜ込んで、音楽性の広さをアピール。
ハウス系もちょこっと。スモールプールズの”Dreaming”のリミックスを彼らが手掛けたのは、かなり以前のこと。
でもライブではほぼ定番。今でもお気に入りの様子。
リバイバル中のこんな懐メロヒットをぶちかましたり。
ロックチューンも次々投下!
ドラマーがいるから? ロック度がハネ上がることもしばしば。
終盤のクライマックスは、クランベリーズの名曲のカバーでダメ押し。
サービス精神大放出!
最大限にファンに楽しんでもらおうと、常にサービス精神旺盛。
みんなでジャンプしようと煽ったり、両手を振ろうと先導したり。ドリューはオーディエンスのいるフロアに降りて駆け抜けながら、ラッキーなファンとハイタッチ。
最後はこんな嬉しいメッセージを残してお別れ。
大阪にて。急いでいてもファンサービスは忘れません。
ちゃんと観光も楽しんでくれた様子ですね。
おもちゃ箱をひっくり返した、というのがまさにピッタリ。
最高にハッピーで、楽しくて、スリリングで、カッコ良かったザ・チェインスモーカーズ。
すぐにでも再来日してくださいね〜〜!
THE CHAINSMOKERS
2018年6月7日(木)開場18:00/開演20:00
幕張メッセ(千葉)
スタンディング10,000円(別途1ドリンク代)/GOLDチケット18,000円
2018年6月8日(金)開場18:00/開演20:00
インテックス大阪(大阪)
スタンディング10,000円(別途1ドリンク代)/GOLDチケット18,000円
Text by EDM MAXX編集部(Q)
Source: EDM MAXX