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北田瑞絵の個展『一枚皮だからな、我々は。』が開催

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東京・高田馬場のAlt_Mediumで2/8から写真家・北田瑞絵の展覧会『一枚皮だからな、我々は。』が開催される。

北田は2015年の雑誌・週刊『プレイボーイ』の「ヌードモデル・兎丸愛美特集」で誌面デビューを果たし、翌年開催された塩竈フォトフェスティバル 2016 写真賞大賞を受賞した気鋭の若手写真家だ。

また北田は自らの写真家としての活動の他、Twitterでinubotとしても活動している。

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©kitada mizue
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©kitada mizue

北田の写真からは、潤いや快活さ、柔らかさなどといった独特な雰囲気を保つ生命力や、生まれ育った豊かな自然と土地への愛情、そして愛犬や家族とのありふれた、しかし北田にしか経験できない日々に触れることができる。それについて北田は「今、女の子も犬もみかんも植物もみんな、一枚皮をまとった命だ」と表現している。

本展覧会は塩竈フォトフェスティバル 2016 写真賞受賞作品の写真集刊行に合わせて開催される、北田瑞絵の初個展。みずみずしい感性で掬い上げた写真を観ることができるだろう。

女性の在り方に小さい頃から興味があって、写真を撮り始めた時に自然と被写体に選んでいた。 ヌードを撮影させてもらったり会話をしたり、自分以外の女の子たちと向き合う時間が増えていった。 2014年夏、柴犬の男の子を家族にむかえることになった。 動物を飼うことは初めてではなかったけれど、自分の年齢のせいか、疑似的に子育てをしている気持ちになっていった。 犬と過ごす生活のなかで、家業の農作業を手伝うなかで、私のために裸になってくれている女の子たちと時を共にするなかで、人や自然との向き合い方が変わっていき、命について考える時間が自然と増えた。 自分が本当に撮っているものは何なんだろうと考えるようになった。

ヌードを通して視るものは “性” から “生” になり、彼女たちを通して命を視るようになった。 今、女の子も犬もみかんも植物もみんな、一枚皮をまとった命だと考えています。 ここにある写真には統一性がない色々な被写体が写っているように見えるかもしれませんがすべてが私の日常のなかにある命です。

北田瑞絵

Info

北田瑞絵個展
「一枚皮だからな、我々は。」

Alt_Medium 〒161-0033  東京都新宿区下落合 2-6-3-102

会期 * 2018年2月8日(木)〜20日(火)※水曜日休廊”

営業時間:12:00~20:00 ※最終日は~17 時まで

TEL:03-5996-8350

E-MAIL:inquiry@altmedium.jp

WEB:http://altmedium.jp

〔会期中イベント〕
2018年2月11日(日)14:00〜 ※予約不要
1時間程度を予定

〔登壇者〕
北田瑞絵×平間至(写真家)

〔詳細WEBページ〕
http://altmedium.jp/post/168989587554/

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『一枚皮だからな、我々は。』

アートディレクション:タキ加奈子(soda design)

編集:菊田樹子

発行:塩竈フォトフェスティバル

発行日:2017 年 12 月 25 日

印刷:株式会社山田写真製版

頁数:64 頁

判型:A4 / ソフトカバー

定価:4,400 円(税抜)



Source: FNMNL フェノメナル

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