ロバート・グラスパーを中心に結成されたブルーノート・オールスターズのアルバムがリリースへ

現代のジャズ・シーンを切り開くロバート・グラスパーを中心に、ブルーノートレーベルに集う気鋭の若手アーティスト達によって結成されたブルーノート・オールスターズのアルバムリリースが決定した。

ブルーノート・オールスターズは2014年に同レーベルの75周年を記念して創られた現代ジャズを牽引するメンバー達が集結したスーパー・グループ。その年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでライヴ・デビュー。その後も何度かライヴを行っていたが、ついに今年アルバム・リリースが実現することになった。アルバムのプロデュースは現ブルーノート・レーベルの社長であるドン・ウォズと、ロバート・グラスパーの二人が担当する。

アルバムの参加メンバーはロバート・グラスパー（p, key）を筆頭に、アンブローズ・アキンムシーレ（tp）、マーカス・ストリックランド（ts）、リオーネル・ルエケ（g）、デリック・ホッジ（b）、ケンドリック・スコット（ds）といったレーベルを代表する若手アーティストたちだ。

収録曲はバンド・メンバーのそれぞれのオリジナル楽曲に加え、ウェイン・ショーターの楽曲2曲が収録。そのうちの1曲は1965年にブルーノート・レーベルよりリリースされたウェイン・ショーターの代表作『スピーク・ノー・イーヴル』に収録されている”ウィッチ・ハント”の壮大なカバー。もう1曲の”マスカレロ”には上記6人のメンバーに加え、スペシャル・ゲストとしてウェイン・ショーター本人がソプラノ・サックスで、更に彼の長年の音楽パートナーであるハービー・ハンコックもピアノで参加し、世代を超えたコラボレーションが実現した。

アルバムには全11曲収録、CD2枚組の形態でリリースとなり、収録分数も90分におよぶ大作となっている。さらに日本盤にはボーナス・トラック1曲が収録予定。

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