Black Music Dictionary
昨年12月8日に21歳という若さで亡くなったラッパーのJuice WRLD(ジュース・ワールド)。死因はコデインとオキシコドンのオーバードーズによるものだと言われている。今回は、彼の死後にリリースされたアルバム『Legends Never Die』から特に注目を浴びている曲「Wishing Well」をご紹介したいと思う。 この曲では、ジュース・ワールドが普段から摂取していたドラッグ“パコーセット”についてラップしている。彼の痛みと願いを“Wishing Well=願いの井戸”に落とし込むというものだ。願いの井戸とはつまりドラッグを意味していると思われる。ドラッグは彼の感覚を無くし、全てを楽にしてくれる。ドラッグを服用し続けることは、自分を絶望へ引き込むものだとわかっていてもやめられない。“きっと俺はドラッグに殺されるだろう”とジュースワールドはラップしている。これはまるで彼が自分の死を予言していたかのようだ。公式ミュージックビデオも公開されているので是非チェックをしてみて欲しい。 [youtube https:/…
続きを読む>>Juice WRLD(ジュース・ワールド)の”Wishing Well”はどんな曲?