Dante JordanとDavid ChanceによるR&BデュオRuff Endzが、アルバム『Soul Brothers』をリリースした。
’90年代半ばに結成されたRuff Endzは、’99年に[Epic Records]と契約。翌’00年にDJ Eddie F、Bryan Michael Coxらのバックアップを受け、デビュー・アルバム『Love Crime』をリリース。シングルカットされた"No More"は全米チャート5位を記録し、K-Ci & JoJoに次ぐ大型R&Bデュオとして堂々のデビューを飾った。
デビュー作ほどのインパクトは残せなかったものの、’02年にはスロウを主体としたセカンド・アルバム『Someone To Love You』をリリース。シングルカットされた表題曲は、Ruff Endzを代表するスロウとして、今なお多くのファンに愛される名曲。
2枚のアルバムを発表した後にRuff Endzは[Epic Records]を離れ、メンバーのDavidは’07年にソロ・アルバム『Unconditional Love』をリリース。’13年に、Davidが参加する最後の楽曲として、Bennie Manを迎えた"Wine You & Dine You"を、Ruff Endzの公式サイトにて発表(’16年に発表された『Ruff Endz Ⅲ The Reunion』に収録)。新メンバーにWill Carterを迎えてアルバム・リリースを予定はしていたものの、結果的に結成時のDante、Davidのオリジナル・メンバーによっての復活アルバムのアナウンスとなった。
当初予定されていた『The Return Of The Ruff Endz』から変更となり、アルバム・タイトルは『Soul Brothers』へ。収録が予定されていたシングル曲"Time 4 Change"も未収録となった。初期のT-Pain辺りを思わせるスムース・ダンサー"Virtuos Woman"、くぐもったDavidの歌声で熱唱する濃厚なミドル・トラック"Better Man"など、全14曲を収録。
また、昨年の’17年にRuff Endzがリリースしたシングル"Speak To My Heart"は、米FOXで放送されたTVドラマ「Shots Fired」のサントラにも収録された。
Source: R&B Source