トラップ・ミュージックを現在まで流行させた立役者であるスーパー・プロデューサーZaytoven(ゼイトーヴェン)が、8曲入りのミックステープ『Where Would the Game Be Without Me 2』をリリースした!
ゼイトーヴェンという人物を簡単に説明すると、現在のヒップホップシーンにおいて多くのヒット曲が量産されている地域であるアトランタを代表する現在37歳のプロデューサーである。使用機材は定番サンプリングマシン”MPC”やDTMソフトを中心とし、特に彼の多くの楽曲で使用されているのが音色がピアノ。これは彼が手掛けた楽曲でかなりの頻度で聴くことができる。今までにGucci Mane(グッチ・メイン)の多くの曲を手掛けた他に、Migos(ミーゴズ)の「Versace」やFuture(フューチャー)とDrake(ドレイク)の「Used to This」などのヒット曲や、Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)、21 Savage(21サヴェージ)といった若手ラッパーらの曲もプロデュースしている。また、今年4月にはシングル曲「East Atlanta Day」を発表している。
そしてシリーズ1作目から約1年ぶりとなる続編『Where Would the Game Be Without Me 2』ではDJ Drama(DJドラマ)をホストに迎え、今までに公開した事がないトラックを披露。参加アーティストはYo Gotti(ヨー・ガッティ)、Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)、Lil Yachty(リル・ヤッティ)、Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)、そしてMigos(ミーゴズ)のQuavo(クエヴォ)といったメンバーが集結している。
ちなみに以前、ゼイトーヴェンはアルバム『Trap HoliZay』を今後リリースする事を告知しており、その中ではJay Z(ジェイZ)やFuture(フューチャー)とコラボした曲も収録するという事だが、今だ正式なリリース日などは発表されていない。
アルバムのリリースを前にまずはこのミックステープ『Where Would the Game Be Without Me 2』をチェックしてみてはいかがだろうか。
Source: Black Music Dictionary