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Photo by Kazumichi Kokei THE CINEMATIC ORCHESTRA(ザ・シネマティック・オーケストラ)、待望の来日公演。それは壮大で、豊潤で、最上の音楽体験だった。4月19日、昭和女子大学・人見記念講堂。2000人キャパのこのホールが早々に完売したことは、ファンの期待値の高さをうかがわせた。すでに20年のキャリアを持つシネマティックだが、これがやっと4回目の来日。しかも単独公演としては11年ぶりという、まさに待ちに待ったライヴである。前夜の大阪ともども、今回の2公演はいずれもホールでの開催となった。そして、時に19時24分。会場の露払いを務めるかのようなアンビエント・サウンドを聴かせた原摩利彦ののちに登場したTHE CINEMATIC ORCHESTRAは、圧巻のステージを展開したのである。幕開けは、最新作『To Believe』の中でも重要曲といえる「Lessons」。舞台の右手に立つジェイソン・スウィンスコーが率いるメンバーたちの演奏は、微細で、また美しい音色を揺らしながら進むが、ビートはじつに骨太。とくにドラマーのルーク・フラワーズが叩き出すダイナミ…
続きを読む>>【Live Report】THE CINEMATIC ORCHESTRA、待望の来日公演。東京公演ライブレポート&セットリストのプレイリスト公開!オフィシャルTシャツの追加販売決定も!