’90年代のR&Bを振り返る上で、
外すことが出来ないレーベルの1つと言えば［Uptown Records］。
音楽プロデューサーのAndre Harrellが’86年に立ち上げたレーベルで、拠点はニューヨーク。
ニュー・ジャック・スウィング、ヒップホップ・ソウルなど、ヒップホップ寄りなサウンドを得意とし、
Andre自身も「どういったスタイルの曲を作れば、クラブでプレイされるか」を熱心に研究していたそう。
また、Puff Daddyが大学時代にインターンとして［Uptown Records］で働いていており、
A&Rとして駆け出しだった頃にJodeci、Mary J Bligeらのデビューをサポートしたことは有名な話。
今回は、
［Uptown Records］からリリースされた楽曲を振り返り、オススメの楽曲をピックアップしてみました！
今なお多くの人に聴き継がれる名曲ばかりです！
Guy "Teddy’s Jam"
ニュー・ジャック・スウィングを生み出したテディ・ライリーが在籍していたR&Bユニット。
Keith Sweat"I Want Her"、Bobby Brown"My Prerogative"と並ぶニュー・ジャック・スウィングの名曲！
Mary J Blige "Real Love"
それまで近いようで距離があったヒップホップとR&Bの壁を壊したMary J Bligeの代表曲の1つ。
これまでに多くのアーティストがカヴァーしてきた歴史的名曲！
Jodeci "Forever My Lady"
ファッションでR&Bグループのイメージを一変させたJodeci。
Jodeciの数あるスロウの中でも、特に人気の高い1曲！
Jeff Redd "You Called & Told Me"
’91年にDave "Jam" HallのプロデュースでリリースされたJeff Reddの代表曲！
ちなみに、本シングルが収録されたアルバム『Down Low』は、当時［EMI］からリリース予定だったもののお蔵入り。
Al B Sure! "Nite And Day"
’90年代を代表するソングライター/プロデューサーとして知られるAl B Sure!。
こちらも幾度となくカヴァーされ続けるアーバン・ソウルの名曲！
Horace Brown "Taste Your Love"
"One For The Money"のヒットで知られるHorace Brown。
［Uptown Records］からリリース予定だったお蔵入りのデビュー作に収録された’90年代R&Bクラシック！(［Motown］から正式にリリースされたデビュー・アルバムに収録)
Heavy D. & The Boyz "Is It Good To You"
Andre Harrellの後釜に座ったラッパーHeavy D.。
後にTeddy Riley自身名義でリリースされたR&Bファンにも人気のクラシック！
Christopher Williams "Every Little Things U Do"
俳優としても人気を集めたイケメンR&BシンガーChristopher Williams。
Lady Gagaのプロデューサーとして知られるVincent Herbertが率いた3 Boyz From Newarkによるプロデュース！
Father MC "One Night Stand"
Puff Daddyによって見出されたラッパーFather MC。
DJ Eddie FがプロデュースしたR&Bリスナーからも高い人気を集めるダンス・チューン！
Soul For Real "Candy Rain"
Heavy D.のバックアップによってデビューしたニューヨーク出身のキッズ・グループ。
’90年代のティーンズR&Bの礎ともなったSoul For Realの人気No.1ソング！
Source: R&B Source
