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【フリースタイルダンジョン】2代目モンスター、裂固・呂布カルマが登場 残る3人の新モンスターは誰か!?

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昨週放送の3rdシーズンの最終回にて、モンスターであった漢 a.k.a GAMI/サイプレス上野/R-指定/T-PABLOW/DOTAMA/CHICO CARLITOの卒業が発表されたフリースタイルダンジョン。

つまり、4thシーズンのREC1-1(AbemaTVで放送中)である今回から、新たなモンスターが登場することになり、その動向に放送前から大きな注目が集まっていた。バトル・システムも3rdシーズンは「1on1」「2on2」「3on3」とチーム戦となっていたが、今シーズンからシングル・マッチに戻り、現場のバトルと直結したシステムとなった。またDJもSJ SN-Z(OZROSAURUS)から、現在のZEEBRAのバックDJも務めるDJ CELORY(SOUL SCREAM)にバトン・タッチされ、新たな展開を予感させる。

その大きな変化を生んだダンジョンの新章の幕開けを飾るチャレンジャーはG-HOPE。現在17歳の彼は、高校生RAP選手権の第11回にも出場し、その硬質のライミングでベスト8まで登ったニューカマー。彼を迎え撃つ新モンスターは、裂固。昨年11月にもダンジョンに登場しているが、それ以前のキャリアとして、第9回の高ラ選に出場し、決勝でLick-Gを破り初登場にして初優勝を飾った高ラ選を代表するラッパーである。その意味でも、高ラ選で注目を浴びた同士の組み合わせとなったこの試合は、先攻:裂固、後攻:G-HOPEでスタート。

「ダンジョン/戻ってきた/いま/戦場」と切り出し、「(G-HOPEは)高校生RAP/本当に出たか?お前そっからプロップス稼いでねえぜ/俺はモンスター」と、新モンスターとしての矜持を言葉に刻み込む裂固。対するG-HOPEも「俺は冒険心あるから敵対心バチバチでエキサイティングしに来てんだよ」「何がオンボロか分からないぜ/舵をコントロールしに来た/本物の男がどん底からど根性見せに来た」と丁寧なライミングを見せる。しかし「お前がど根性?だけどほとんどお前のラップ全部マイナスプロモーション」と、こちらも押韻でキッチリと切り返す裂固。結果は4対1で裂固の先勝。

そういったライミングが肝になったバトルは、2ndラウンドでも裂固が「お前相変わらず安い韻ばっかだな/俺が踏んでる韻見習え/お前は屍」と切り出し、「数秒後/裂固急上昇/自由奔放/そして威風堂々/お前に勝って気分上々」と四字熟語で踏んでいくスタイルを見せる。一方G-HOPEも「お前気分上々/だけど俺も威風堂々」と裂固の言葉に引っ張られすぎたかと思いきや「この24行/言葉のイリュージョンショー」と踏み直し、互いのそのスタイルを譲らずにぶつかり合っていく。結果は3:2で再び裂固が取り、モンスターとしての初戦を勝利で飾った。

2人目となるチャレンジャーはFRANKEN。ソロとして「TOKYO FIGHT KLUB」や、コンピレーション「Concrete Green」シリーズへの参加、そして「RAINBOWTOWN FM79.2」にて放送されている「792 TOKYO HOTLINE」にて10年以上に渡ってナビゲーターを務めるなど、決して短くないキャリアを誇るラッパーである。彼を迎え撃つ新モンスターは呂布カルマ。その独特の世界観で大きな注目を集め、ダンジョンにもチャレンジャーとして参戦していた彼が、モンスターに抜擢された。

先攻:FRANKEN、後攻:呂布カルマでスタートしたバトルは、「カマキリみたいなフェイスしてるな/カマキリと蛇を足して2で割ってる感じ」など、FRANKENが高速フロウで言葉を畳み掛けるラップ・スタイルで呂布カルマを攻撃。しかし「つまんねえ奴はゴミ箱へ/臭くてかなわんね/お前俺とため年かよ/この辺が辞め時だぞ」と、FRANKENとは真逆の、ゆったりと刻み込むように言葉を打ち出す呂布カルマに会場から歓声が上がる。FRANKENも「言葉の重み/韻とか踏めないのに主に名古屋で活動」などディスを展開しつつ、「お前なんか簡単にぶっ放すぜ/俺はマシンガンを乱射サーチ」と情報量を1ターンの中に詰め込むが、「お前/韻さえも疎かで音も取れてない/ただの早口/それはラップって言わない」と一刀両断。そして築地で働いてるFRANKENに対して「お前/築地と一緒にどっか移転しちまってくれよ/痛えラップいつまでも続けてんじゃねえってこと」と更に切り込む。結果はクリティカルで呂布カルマの勝利。やや緊張が見えてしまったFRANKENと、的確に言葉を返す呂布カルマの差が出てしまったか。

二人の新モンスターが明らかになったダンジョン。残る3人の新モンスターは誰なのか、刮目して待て!

Source: Abema HIPHOP TIMES

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